格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★TUF26フィナーレ:セミファイナル・ショーン・オマリー vs. テリオン・ウェア

バンタム級
打撃系の格闘技をバックボーンに持つオマリーはここまでMMA8戦全勝で判定も1試合だけ。7月のコンテンダーシリーズで勝利してUFCとの契約を手に入れた。まだ23歳。
ウェアは7月のUFC213で緊急の代役として同じくUFCデビュー戦となるコーディ・スタマンと対戦。テイクダウン耐性に難ありで判定負け。しかし前回は直前の試合決定だった上に、本来の階級より上のフェザー級での試合だった。
モジャモジャ髪にカラフルなタトゥー。細身で長身のオマリーはいきなりセミ扱いと期待されている。距離を取り打撃を打ち込んでいくオマリー。ウェアが組みついてきたが落ち着いてケージで耐えて離れる。右ハイを入れたオマリー。ワンツー。左ハイ。距離を取っての打撃ならオマリー。ウェアは必死に距離を詰めてパンチを入れていく。組みに来たウェアを足払いで倒したオマリーだが寝技には行かず立たせた。パンチをヒットさせるオマリー。残り10秒でタックルに入ったオマリーだが倒せず。ホーン。
1Rオマリー。
2R。また距離を取りパンチを打ち込んでいくオマリー。右ハイ。ウェアが間合いを詰めてパンチを打ち込むが上体の動きでかわすオマリー。が、ヒットもしている。ケージに詰めたウェアが膝からパンチ連打。オマリーかわしてはいるがやや押され気味。口から出血しているオマリー。ケージを背にしてウェアのパンチをかわす。左ハイを打ち込んだがバランスを崩して倒れた。足を裁かれてパスされそうになるが背中を向けて立つとバックブロー。パンチの打ち合い。もらいながらも打ち返すウェア。残り15秒で飛びつき三角!が、抜けた。足関に移行して外ヒール。決まらず立った。ホーン。
2Rは手数でほぼ五分。押されている分、オマリーの印象が悪い。
3R。どんどん出てくるウェア。オマリーバックキックをボディに入れて止める。間合いを詰められやりにくそうなオマリー。距離ができるとオマリーのペースだが。左ボディ。肘。オマリーのパンチが入っているがウェア引かない。バックブローからバックキックを入れたオマリー。顔面にパンチも入っているが倒れないウェア。ウェア組みついた。テイクダウンを狙うがオマリーが逆にダブルレッグで倒す。しかし寝技には行かず、ウェアの立ち際にミドルを入れる。また組んでテイクダウンしたオマリー。ダース。しかし抜けた。スタンドに戻るとスピンキックを放つウェア。オマリーまたテイクダウンすると肘を入れる。タイムアップ。
判定三者29-28でオマリー勝利。
派手なファイトで華があり、スター候補生としての片鱗は見せたオマリーだが、UFCでは0勝1敗の相手にフルマークでもない判定勝ちというのが現実。まだまだこれからの選手か。