格闘技徒然草

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★UFC219:第7試合・シンシア・カルヴィーヨ vs. カーラ・エスパルザ

女子ストロー級。カルヴィーヨ6位、エスパルザ9位。
去年プロデビューし、今年3月にわずか4戦目でUFC初出場を果たしたカルヴィーヨ。今年早くも4試合目で、2戦目以降はすべてメインカードとプッシュされており、カルヴィーヨもその期待に答えてここまで3連勝中。ランキングも6位まで上がり、来年にはタイトルに挑戦してもおかしくない。女子ストロー級トップクラスのグラップラー
初代ストロー級王者のエスパルザは、TUF決勝では現王者のナマユナスを下してタイトル獲得。初防衛戦でヨアンナにKOされてタイトルを失った。その後はなかなか試合が組まれず、TUFの賞品のハーレーを売りに出すなど、生活苦を告白したこともある。今年は3試合目とそこそこ試合が組まれている。レスリングオールアメリカンで、テイクダウンが武器。
打撃戦。パンチで出てきたエスパルザにカウンターのタックル。テイクダウン成功。カルヴィーヨがハーフで押さえ込む。ガードに戻したエスパルザ。腕十字のセットアップ。クラッチが外れたが、持ち上げて肘を抜いたカルヴィーヨ。そのままパスしてサイド。返そうとするエスパルザだが上をキープ。残りわずかでチョークを狙っていくカルヴィーヨ。回転して取らせないエスパルザ。上になった。パウンド。ホーン。
1Rカルヴィーヨ。
2R。エスパルザ飛び込んで右をヒット。また右が入った。ロー。打撃でエスパルザ攻勢。カルヴィーヨタックルに入ったが止められた。パンチを入れて離れる。カルヴィーヨのジャブ、ワンツーがヒット。エスパルザシングルレッグ。テイクダウンしたがカルヴィーヨ下から蹴って離すとすぐに立つ。エスパルザまたシングルレッグで倒したが、瞬時に距離を作って立ったカルヴィーヨ。残りわずか。エスパルザがタックルに入ったところでホーン。
序盤のパンチのヒットとテイクダウンでエスパルザのラウンドか。
3R。パンチの打ち合い。エスパルザシングルレッグ。今度は止めたカルヴィーヨ。ケージに押し込む。パンチを入れて離れた。タックルのフェイントからパンチを入れるエスパルザ。またタックル。切られた。エスパルザパンチで出ていく。カルヴィーヨもカウンターを入れる。エスパルザのローにタックルを合わせたカルヴィーヨだがこらえたエスパルザ。首を抱えたエスパルザだがカルヴィーヨ振りほどいて離れる。残り1分。エスパルザのコンボがヒット。カルヴィーヨも打ち返す。エスパルザシングルレッグで倒したが、カルヴィーヨは押さえ込まれる前にすぐ立つ。残り10秒。パンチで出ていくエスパルザ。カルヴィーヨも打ち返す。タイムアップ。
3R次第だが微妙。
判定前に勝利をアピールするカルヴィーヨだが、判定は三者29-28でエスパルザ勝利。
カルヴィーヨはテイクダウンを許しても押さえ込ませずに立つのがうまかったが、3Rにエスパルザが凌ぎ合いを制した。