格闘技徒然草

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★UFC219:第8試合・ダン・フッカー vs. マーク・ディアキーシー

ライト級。プレリムで組まれていたカードだったが、ジミー・リベラ vs. ジョン・リネカーが流れたためメインカード昇格。
キックボクシングベースで日沖をKOしているフッカーはフェザー級で3勝3敗だったが、前回からライト級に転向。ベテランのロス・ピアソンを膝蹴りでKOしている。UFC8戦目だが、これまでは地元のニュージーランドで2戦、オーストラリアで3戦、日本で1戦していて、アメリカでの試合はこれが2戦目。UFCでの4勝はすべてフィニッシュで、キャリア全体でも14勝のうち判定は1度だけ。
ハードパンチャーのディアキーシーはMMA無敗でUFCと契約すると3連勝。勢いを感じさせたが、前戦はUFC1勝1分けのドラッカー・クロースと対戦すると、1Rにローキックで足を負傷。スプリット判定負け。
ディアキーシーは静かな立ち上がり。蹴りで距離を取る。いきなり飛び回転蹴り。両者遠い間合いで蹴りの牽制を入れるのみでブーイングが出る。またソバットを見せるディアキーシー。プレスしてきたフッカー。パンチがヒット。ディアキーシーはまたソバットを見せるが余裕で見切るフッカー。フッカーはプレスするだけで手が出てない。フッカーのローをキャッチしたディアキーシーだが倒せず。ディアキーシーがタックルに入るが、こらえたフッカーが逆にテイクダウン成功。ディアキーシーはケージを使って立つ。ホーン。
1Rは手数でディアキーシー。フッカーは間合いを詰めても手が出てなかった。派手な打撃戦を期待した観客からはブーイング。
2R。ディアキーシーが間合いを詰めてきた。左。パンチを放つ。フッカーまたプレスすると右を当てた。ディアキーシーはタックルに入るが止めたフッカーがケージに押し込む。ディアキーシーこらえて引き剥がした。パンチからロー。フッカータックル。ディアキーシーが返そうとしたが返せず。バックに付いたフッカー。両足のフックが入り四の字ロック。チョーク狙い。ディアキーシーは腕を掴んでディフェンス。バックを取られた体勢からパンチを入れるディアキーシー。フッカーが足のロックを外すと反転。しかしホーン。
2Rはフッカー。
3R。ディアキーシーパンチで出てきた。ようやく打撃戦に。ジャブで距離を測り右を打ち込む。ヒット!強烈な右。パンチからタックルに入ったディアキーシーだがそこにギロチン!がっちり入ってディアキーシータップ!
打撃だけでなくチョークやギロチンも得意なフッカー。ディアキーシーの不用意なタックルにカウンターで決めた。ディアキーシーはせっかくパンチで攻勢だったのになぜタックルに行ったのか。