格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFN138:第2試合・アージャン・ブラー vs. マルセロ・ゴルム

ヘビー級。

インド系カナダ人のブラーはレスリングカナダ王者でオリンピック出場経験のある32歳だが、MMAのキャリアはまだ4年。レスリングは強いがMMAに適応できていない。UFCデビュー戦は判定勝ちしたが、前回はテイクダウンしたものの、下からのオモプラッタに捕まりタップ負け。

ブラジルのゴルムはローカルで全試合1RKOの結果を残しUFCと契約するとデビュー戦も1RKO。が、2戦目はメタボレスラーのティモシー・ジョンソンにケージに押し込まれる展開で判定負け。

前に出てジャブを入れていくブラー。ゴルムはロー。ローをもらいバランスを崩したブラー。すぐ立った。ジャブがヒット。しかしローをカットしていない。前に出てパンチを入れていくブラー。クリンチアッパーからケージに押し込む。ゴルム抜けて離れた。ブラーワンツー。またクリンチしてアッパーを入れるブラー。離れた。また押し込むブラー。ホーン。

1R手数でややブラー。

2R。ジャブから右を入れたブラー。プレッシャーを強めるが、ゴルムのテンカオをボディにもらいちょっと下がる。ゴルムが出てケージに押し込んだが、入れ替えられまた押し込まれる。ブラータックルを狙ったが倒せず離れた。またローを入れるゴルム。さらにパンチのコンボを入れた。ジャブ。手数が増えてきた。ブラーケージに押し込むも、足に膝を入れるだけ。引き剥がされる。また押し込むブラー。ちょこちょこ膝を打ってるが、ただ押し込むままでホーン。

2R微妙。ブラーの押し込みはたいして攻撃につながっていないのでゴルムのラウンドか。

3R。ブラーパンチ連打で出る。組むと押し込み。そこからテイクダウンを狙ったが倒せず。ゴルム離れた。ブラーまたパンチで出るとタックル。尻クラッチから持ち上げてテイクダウン。ガードを取るゴルム。クローズド。ブラーパウンド。ブラー下で為す術なし。立とうとしてもブラーに押さえ込まれ立てず。パウンドをもらう。残り15秒でようやく立った。タイムアップ。

29-28×2、29-27の3-0でブラー勝利。

打撃に若干成長は見られたブラーだが、やはりテイクダウンだのみか。