格闘技徒然草

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★UFN124:第7試合・ジェームス・クラウス vs. アレックス・ホワイト

ライト級。ともに地元ミズーリ出身。
クラウスはUFC4勝3敗の中堅ファイターだったが、昨年のオールスターTUFに現契約選手として出場。1つ上のウェルター級トーナメントを勝ち上がったものの、準決勝で優勝したジェシー・テイラーに一本負けした。フィナーレ大会では同じ準決勝敗退のトム・ガリッキオに判定勝ち。今回またライト級に戻している。バックボーンはレスリングと空手で、柔術も黒帯。
ホワイトは逆にフェザー級からライトに上げている選手。フェザー級で2勝2敗の後、ライト級でも1勝1敗の五分。幼少期にガソリンを誤飲し、声に障害が残ったことと家が貧乏だったことでいじめにあっていた。働いていたマクドナルドの近くにあるジムで、月謝は払えないが清掃をすることを条件にMMAを始める。ボクシングと柔術がバックボーンで、12勝中10フィニッシュ。
間合いを詰めたホワイトがパンチを打ち込む。組みついてくるクラウスに膝。前蹴り。クラウスパンチからタックルに。ボディロック。倒そうとするがこらえるホワイト。足をかけて尻餅をつかせたクラウス。寝かせるとパウンド。亀になったホワイト。バックマウントを狙ったクラウスだがホワイト正対し向き合う。クラウスサイドに出た。押さえ込む。ホーン。
1Rクラウス。
2R。パンチで攻めていくホワイト。連打を打ち込まれクラウス後退。しかし出てきたホワイトにカウンターをヒットさせる。ホワイトそれでも連打で出る。クラウス組みつくと足をかけてまた倒した。ガードを取るホワイト。クラウスはインサイドから肘。三角を狙うホワイトの足をサバいてパスしたクラウス。ガードに戻したホワイトが足を畳んでスイープし上になるが、クラウスすぐ起き上がり上を取り返す。ホワイト立ったがまたテイクダウンを許し下に。足をサバいてパスするクラウス。残りわずかでギロチンに入ったがホーン。
2Rもクラウス。
3R。ホワイトパンチで出る。下がったクラウスだがパンチを貰いダウン!しかし追い討ちに来たホワイトにタックルで組み付き凌ぐ。押し込んでテイクダウンを狙うが、ホワイト入れ替えて殴る。また組みつくクラウスだが引き剥がした。パンチを打ち込むホワイト。ヒットしたが、やや大振りでかわされ組み付かれる。しかし引き剥がした。ホワイトも疲れてる。クラウスのタックルを受け止めたが、クラウスは飛びつき腕十字。しかし抜かれて亀に。ホワイトがバックマウントを狙ったが、足を差し込めず下に落とされる。ホワイトのガード。三角を狙ったが入らず。腕十字も読まれてる。最後にクラウスがギロチンを仕掛けたがタイムアップ。
三者29-28でクラウス勝利。ホワイトは3R打撃で攻めたかったが、スタミナが切れていたので難しかったか。