格闘技徒然草

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UFC on ESPN+12:第9試合・アンドレ・イーウェル vs. アンダーソン・ドス・サントス

バンタム級

UFC初戦でいきなり元王者のヘナン・バラォンを判定で下したイーウェル。しかし2戦目は終始テイクダウンを許す展開で、3R残り1分でチョークを決められタップアウト負け。

ADSことアンダーソン・ドス・サントスは昨年11月に負傷選手の代役としてUFCデビュー。ローカル時代はDEEP王者ビクター・ヘンリーに敗れているが、その後3連勝しUFC出場のチャンスを掴んだものの、前戦からのインターバルわずか2週間で階級上での試合となりいいところなく判定負け。今回は適正階級に戻しての試合。

セミリネカー vs. フォントが消滅したことによりプレリムから昇格した試合。

1R。パンチの打ち合い。ワンツーを入れたイーウェル。ADS間合いを詰めて右を打ち込む。またイーウェルのワンツーがヒット。さらに左を打ち込んだがかわしてパンチをヒットさせたADS。一転してタックルに。ケージでこらえるイーウェル。投げを狙うADSだが耐えている。離れた。またパンチの打ち合い。イーウェルのパンチが何発かヒット。ADSもパンチで出たがカウンターをもらいぐらつく。イーウェルラッシュ。しかしADSまたもパンチで出る。ホーン。

1Rイーウェル。

2R。劣勢ながらもパンチで出るADS。カウンターを合わせていくイーウェル。連打がヒットしADS後退。ADSタックル。テイクダウン。寝かせた。ハーフでがっちり抑え込むとすぐパス。すぐマウント。しかしケージを蹴って反転し脱出したイーウェル。スタンド。また打撃戦に。ホーン。

2Rイーウェル。しかしADSはテイクダウンできればチャンスがあるというのは勇気づけられたのでは。

3R。打撃戦でイーウェルの左がヒット。やはり打撃ではイーウェルが上。タックルを切られたADS。パンチ連打で出てまたタックル。また切られた。それでも出ていく。タックル。テイクダウン。立ち上がりパウンドを入れていく。ハーフで押さえ込んだ。マウント!しかしまたケージ際。パウンド、肘を入れるがまたケージを蹴られて逃げられた。すぐにまたタックルに。ケージでこらえるイーウェル。離れた。残り時間わずか。ADSパンチで出たがタイムアップ。

判定29-28×2、29-27の3-0でイーウェル勝利。

テイクダウンされてからあまりにポジションを許し過ぎな気はしたが、ケージを蹴って脱出し攻めさせなかった。

ADSはアグレッシブだったが不利な打撃戦で撃ち合いすぎたか。