フライ級。ランキング3位パントージャ、4位フィゲイレード。終了が濃厚だったUFCフライ級だが、ここに来て新規契約選手が出るなど復活の兆しが。もし継続するなら、この試合で勝った方が次々期挑戦者となる可能性がある。
パントージャはUFCでは5勝1敗。今日のRIZINで対戦する扇久保と佐々木の両者と対戦経験があり、扇久保にはTUFの試合で判定負け、佐々木には1Rチョークで一本勝ち。前回はタイトル挑戦経験のあるウィルソン・ヘイスにテイクダウンをしのいで立つとパウンド連打でKO勝ち。
フィゲイレードはUFCデビューから4連勝・3KOだったが、3月にランキング1位のジュシーエ・フォルミーガと対戦し、テイクダウンされる苦しい展開を返せないまま判定負けでMMA初黒星。フライ級選手は負ければ即リリースされていたが、さすがにフィゲイレードの戦績ではリリースはなかった。軽量級だがフィニッシュ率が高く、15勝中判定が2試合しかない。
じわじわ出てくるフィゲイレード。パントージャはケージ際をサークリング。パンチで出て組んだパントージャ。膝を入れて離れる。またパンチで出たパントージャだが、そこにタイミングよくタックルを合わせたフィゲイレードがテイクダウン成功。パウンド。足で蹴って距離を取り立つパントージャ。スタンドに。左ミドルを入れたパントージャ。ゴツゴツとした打撃戦。両者クリーンヒットがある。フィゲイレード左ミドル。ステップジャブ。パントージャも打撃で出るがそこにカウンターを入れていく。パントージャタックル。脇をくぐってバックに回りそのまま引き込むが、フィゲイレードはスクランブルで立つ。しかし放さずスタンドでバックに付いているパントージャ。投げを狙うがフィゲイレード引き剥がし離れた。残り1分。出てくるパントージャにカウンターを入れるフィゲイレード。両者フライ級とは思えないくらいパンチを振り回している。パントージャが連打を入れたがホーン。
1Rフィゲイレード。
2R。組んで肘を入れたフィゲイレード。パントージャはシングルレッグ。倒せず離れた。フィゲイレードのローにパンチを合わせてテイクダウンしたパントージャだが、フィゲイレードすぐに立った。肘で飛び込んだフィゲイレード。バックスピンキック。タックルに来るパントージャに肘を入れて組ませないフィゲイレード。パントージャ足を止めてパンチを打ち合う。飛び込んだパントージャにカウンターのジャブがヒット。また飛び込んだパントージャだがそこにタックル。スタンドでバックに回る。パントージャ離れたが離れ際に肘を入れたフィゲイレード。パントージャがタックルで倒したがフィゲイレードすぐにリカバリーして立つ。再び打撃戦。フィゲイレードのパンチを貰うが打ってこいと挑発するパントージャ。足を止めて打ち合い。フィゲイレードの右が入りパントージャダウン。パウンドをガードで凌ぐパントージャ。ホーン。
2Rフィゲイレード。
3R。パントージャが出てくるところにアッパーをヒットさせたフィゲイレード。パントージャ打ち返すが連打をもらい下になる。パウンドをしのいで立った。しかし消耗しているパントージャ。動きが落ちている。また飛び込んだパントージャにフィゲイレードがカウンターのタックルでテイクダウン。マウント。すぐにガードに戻すと足で蹴って立つパントージャ。フィゲイレードは下がって距離を取る。勝ち逃げ態勢なのか疲れなのか。出てくるパントージャにカウンターの肘を入れる。パントージャタックル。受け止めて切った。離れる。残り1分。攻めるしかないパントージャだが出られず見合い。残り30秒で仕掛ける。パンチで出るがフィゲイレード凌ぐ。パントージャのワンツーが入る。さらにワンツーを打ち込むが、フィゲイレード打ち返してタイムアップ。
三者フルマークでフィゲイレード勝利。
