ライト級。ランキング7位バルボーザ、10位フェルダー。
4年ぶりの再戦。前回は両者回転系の打撃を打ち合うスリリングな打撃戦となり、判定でバルボーザが勝利。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
ストライカーのバルボーザは上位ランクをキープしていたが、ここ4戦ではヌルマゴ、ケビン・リー、ゲイジーに敗れて1勝3敗で、ややランキングを落とした。ヌルマゴとリーにはテイクダウンからドミネイトされての負けだったが、ゲイジーには得意の打撃で打ち合ってのKO負け。攻撃力は高いが、やや打たれ弱さがある。
フェルダーも空手・テコンドーベースのストライカーで、過去5戦ではウェルター級に上げたマイク・ペリー戦で負けたのみで4勝（3KO）1敗。昨年は試合が何度も相手の都合で消滅し、仕方なく階級上で戦ったこともあった。負けていないのにランキングから外れてしまったが、2月にランカーのジェームス・ヴィックに強烈なローを効かせて判定勝ち。
ローを入れたバルボーザにバックブローを入れるフェルダー。フェルダーもカーフキックを入れる。フェルダーパンチで出るがバルボーザのワンツーがヒット。組んだフェルダーがケージに押し込む。離れた。カーフキックを連打するバルボーザ。フェルダーまた組んでケージに押し込むが、バルボーザ離れた。左ミドルがヒット。しかしバッティングで出血がありタイムストップ。再開。お互いのパンチが交錯。フェルダーのバックスピンキックは空振り。肘・ワンツー。バルボーザの強烈な左ミドルがヒット。間合いを詰めたフェルダー。しかしバルボーザの連打がヒット。フェルダーがまた入ってくるところにカウンターの肘を放つ。フェルダーどんどん出る。ホーン。
1Rバルボーザ。
2R。パンチで出るフェルダーにバルボーザまた左ミドル。同じ箇所にバックスピンキックを入れる。左ボディから右カーフキック。バルボーザ意表をついたタックルでテイクダウン。フェルダーはガードから肘。バルボーザが顔面をカット。バルボーザも上からパウンド。フェルダー腕十字。クラッチして持ち上げたバルボーザ。放したフェルダー。スタンドに。パンチで出るフェルダー。バルボーザの左フックがヒット。フェルダーどんどん間合いを詰める。組んでケージに押し込む。シングルレッグ。耐えたバルボーザ。フェルダーがまたパンチで出る。距離を取るバルボーザ。今度はフェルダーがタックルに入ったが止められた。ホーン。
2Rもバルボーザ。
3R。間合いを詰めるフェルダー。バルボーザは肘をカウンターで合わせる。サークリングで距離を取るバルボーザを追いかけていくフェルダー。バルボーザカーフキック。バックブロー。出てきたフェルダーのボディにテンカオ。バックスピンキックとバックブローが相打ち。圧を強めるフェルダー。フェルダー組んでケージに押し込む。バルボーザは首相撲から膝を入れて離れた。パンチで出るフェルダー。バルボーザのタックルを切った。投げを狙うバルボーザだが時間がない。バックを取って投げたバルボーザだがすぐ立たれる。タイムアップ。
30-27バルボーザ、29-28フェルダー、30-27フェルダー。スプリットでフェルダー勝利。
フルマークでバルボーザに入れたジャッジとフェルダーに入れたジャッジがいるほど僅差の内容。
