格闘技徒然草

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UFC284:第3試合・ローマ・ルックブンミー vs. エリース・リード

女子ストロー級

ムエタイからMMAに転向したルックブンミー。体格的にはアトム級が適正で、増量してストロー級の体は作っているものの、やはり体格差はある。脇を差されることが多い一方で、腰が重くテイクダウンは簡単に許さず、四つからテイクダウンを奪って攻めることも多い。しかしグラウンドでは割と簡単にポジションを返されることもある。

デビューから4戦全勝でUFCと契約したリードだが、UFCでは初戦シジェラー・ユーバンクスに1RTKO負け。2戦目からストロー級に落としてここまで2勝1敗。6歳からテコンドーを始め、15歳でキックに転向。20歳でアマチュアデビューする一方、大学では水泳と水球の選手だった。

ミドルを蹴るルックブンミー。リードは距離を取りサークリングするが、自分の打撃も届かない展開。リードが飛び込んだがルックブンミーの右がヒット。ルックブンミーのローで太ももが赤くなっているリード。四つに組んだリードだが、ルックブンミーが逆に首投げを狙う。こらえたリードだがルックブンミー逆方向に倒してテイクダウン。リード鼻血を出している。が、リードがリバーサルして上に。相変わらず簡単に返されてしまうルックブンミー。ハーフからパウンドで削るリード。ルックブンミー亀になり立とうとするが、両足をフックしたリードがバックから殴る。ホーン。

1Rリード。ルックブンミーはせっかくテイクダウンしたのに返されてしまいもったいない。

2R。ルックブンミーがローで出る。リードがパンチで飛び込んだところでかわして組み付きスタンドバック。投げてテイクダウン。即バックマウントになりチョーク!喉元に入っていてリードタップ!

ムエタイのルックブンミーが初の一本勝ち。組みが強くなっているとは思ったが。が、相変わらずポジションを取っても簡単に返されてしまうところは気になった。