・ファイト・オブ・ザ・ナイト:マッケンジー・ダーン vs. アンジェラ・ヒル
・パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:ディエゴ・フェレイラ、ヴィチェスラフ・ボルシェフ
メインはほぼダーンが攻め続けて、ヒルは逆転の目もなくなってフィニッシュされないように凌いでいただけなので、両者にボーナスを出すより、KO勝ちしたホアキン・バックリーにパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトをあげて欲しかった(ダーンが一本取っていれば、FOTNは該当なしで、4人POTNになっていたのかもしれないが)。
ダーンは試合後のインタビューでローズ・ナマユナス戦をアピール。3位の選手に敗れている8位の選手が、14位に勝ったからと言って、2位のナマユナスに挑戦というのはどうかと思うが、まあもうちょっと上のレベルと見てみたいとは思った。アグレッシブだったが、打撃や首投げは雑で、上位相手だと修正が必要か。
佐藤天は残念ながらリリースが濃厚か。1R中盤まではゴリンボのテイクダウン狙いをギリギリ凌いでいたが、終盤にバックを取られ、1Rを取られた焦りと、テイクダウンのプレッシャーで、2R序盤にパンチを貰ってしまった。あのままフィニッシュされてもおかしくないほど効かされていたように見えたので、凌いだだけでも良くやった方かもしれなかったが、0勝1敗の相手に完敗で4連敗では次のチャンスはなさそう。このままアメリカにとどまったとしても、年齢的にUFC再契約の可能性は低い。昨年UFCと再契約する前にはPFLの話もあったそうだが、3連敗した後では難しいだろう。