ランドウェアはランキング未満の中堅ファイターで、UFC5勝3敗だが、直近5戦ではランカーのダン・イゲに敗れたのみの4勝1敗。勝った4試合全てでボーナスを獲得している。レスリングベースで打撃が強く、特にカーフキックが強力な武器だが、打撃のディフェンスは甘い。それだけに、試合は激闘になることが多い。35歳。
コリアンスーパーボーイ・ドゥホはUFCデビューからもう10年。3連勝の後、ベストファイト部門でUFC殿堂入りしたカブ・スワンソンとの激闘で初黒星を喫したところから3連敗し、昨年2月の4年ぶりの再起戦はドロー。今年7月にはビル・アルジオを2RKOし、8年ぶりの勝利を挙げた。しかし、兵役による長期休養後は、かつての相手を倒しまくったパンチの切れ味が見られなくなってしまっている。33歳。
すぐ間合いを詰めたランドウェア。ドゥホアッパーをヒット。さらに右フックもヒット。左フックがヒットしランドウェア膝を着く。ドゥホカーフキック。飛び込んで左アッパー。ランドウェア後退してケージを背負う。ワンツースリーを打ち込んだドゥホ。右フック。さらにカーフ。組んでいったランドウェアだが体勢を崩してドゥホにバックを取られる。右足をフックしたドゥホ。外して立とうとするが、左足をフックし仰向けに。フックを外して立ったランドウェアが腹にヒザを入れる。離れた。ドゥホの右フック・左アッパーがヒット。組もうとしたランドウェアを引き剥がしたドゥホ。パンチを打ち込むドゥホだが、ランドウェアは打たれながらも組みに行く。引き剥がそうとするドゥホだが組んで凌ぐランドウェア。残り10秒で離れる。ホーン。
1Rドゥホ。ここまでは復帰後最高の出来。
2R。左右のパンチをブロックしながら出るランドウェアだが、アッパーやボディを打ち込まれる。さらにカーフキックで足が流れたランドウェア。カーフが効いてきている。パンチから組み付いたランドウェア。両脇を差してクラッチするとケージに押し込みヒザを入れる。ヒジを入れ離れるドゥホ。ボディストレート。ジャブ・ヒザを打ち込んだランドウェアだが、ドゥホが支釣込足でテイクダウン。サイドで押さえ込む。マウントへ。肩固めを狙うとうつ伏せになったランドウェア。バックマウント。向き直るがまたマウントを狙うと背中を向ける。バックマウントになるドゥホ。仰向けになるが、ランドウェアが潜ろうとすると自ら立つドゥホ。やや動きが鈍い。すぐに立ち上がったランドウェアだが、ドゥホまたテイクダウン。下からタックルに入るランドウェア。ドゥホ立ち上がる。ケージに押し込むランドウェアだがドゥホ入れ替えた。ホーン。
2Rドゥホ。
3R。逆転を狙って大振りのパンチを振り回すランドウェア。ドゥホかわすとシングルレッグ。切れずに下になったランドウェア。サイドに付いたドゥホ。クルスフィックからヒジを入れる。もがいて立ち上がろうとするランドウェアだが逃げられない。パンチ・ヒジを入れ続けるドゥホ。脱出できないランドウェアを見てレフェリー止めた。
ドゥホ2連勝。しかし全盛期なら1RでKOしていたように思えてならない。さらに上位の相手になったらどうなるか。
試合後のインタビューでは次の試合でクロンと対戦するブライス・ミッチェルに対戦要求。