女子ストロー級。
リビアはInvictaでUFC参戦を目指してストロー級に上げたアトム級王者の浜崎朱加に1RKO。浜崎のコンディション不良があったとはいえ何もさせずに圧倒した。2月にUFCデビュー予定だったが、負傷欠場して今回が仕切り直しとなる。
オーストラリアのチェンバースは女子ストロー級最年長の39歳。ムエタイのインストラクターから、30を過ぎて日本で藤井惠らにMMAを学んでデビュー。しかしUFCではここまで1勝3敗。
いきなりオーバーハンドの右をヒットさせたソウザ。すぐに間合いを詰めて大振りの右を打ち込んでいく。ひたすら右。ケージに追い込んでパンチのラッシュからタックルにつなげた。シングルレッグでテイクダウンすると即パス狙い。起き上がってきてシッティングになったチェンバースの首をギロチンに抱えるとそのままマウントで絞める！強引だがチェンバース逃げられずタップ！
ソウザがUFCデビュー戦で圧勝。
7時30分開始。
ストロー級タイトルマッチ5分5R。
飛び込むフェイントを見せるのび太に対しローを蹴っていくパシオ。内藤シングルレッグ。しかし足を掴ませないパシオ。がぶって膝を入れて離れる。フェイントを掛けてタックルに入ったのび太だがこれも切られた。ワンツーをもらうのび太。のび太またタックル。また切られる。ミドルをボディにもらったのび太。効いて下がる。追いかけてきたパシオ。のび太タックルで凌ごうとするが、パシオはがぶると脇腹を殴る。バックを伺うパシオ。なんとか両足のフックは防ぐのび太。タックルに入るが徹底して足を掴ませないパシオ。立った。のび太またタックル。また切られる。今度はパンチで出るのび太。ヒットした。パンチからタックルへ。しかしまた切られる。またバックを狙うパシオ。ゴング。
2R。のび太パンチからタックルへ。ケージまで追い詰めて足を掴んだのび太だがパシオ潰した。離れて立つ。のび太、パンチ1発からのタックルを連発し読まれている。切ったパシオがバックに回る。両足のフックを許したのび太。一本外れてシングルバックに。のび太反転して上を狙うが、上になったのはパシオ。逆にバックを狙う。のび太またパンチからシングルレッグ。パシオギロチン。のび太外して上に。細かいパンチを入れるのび太。ゴング。
3R。のび太のパンチからのタックル。パシオ切れずに倒される。細かいパウンドを入れるのび太。足を引いて立ったパシオ。のび太またタックル。パシオ疲れてタックルを切れなくなってる。テイクダウン。上下で細かいパンチを打ち合う。パシオフックスイープで返した。膝を打ち込んだパシオだが、のび太が上を取り返す。パスを狙うのび太。左右にパスを狙いながらパウンドを入れる。パシオ下からキムラを狙う。防いでいるのび太。ゴング。
のび太ペースになってきているが、テイクダウンしても細かいパウンドしかない。パシオも下から同じように細かいパンチを入れているし、フィニッシュに近いダメージで見たら、ここまでは1Rの蹴りを効かせたパシオの方が評価されるかもしれない。
4R。のび太もステップしているがちょっと動きが落ちている。パシオがローを入れるが1Rほどの強さがない。のび太タックル。すぐにギロチンに抱えて引き込むパシオ。パスを狙っていくのび太だがニースライスで一気にマウントを狙ったが股の下を抜けられ立たれる。しかしすぐまたタックル。肘を入れるパシオ。スクランブルで上をとったのび太だが、ガードに戻される。のび太密着したまま細かいパウンドを入れるがパシオも下から打ち返す。のび太がパスしてマウントを狙ったところでゴング。
テイクダウンはしてもコントロールしているだけで、ここまでは与えているダメージではパシオ。
5R。パンチ、ローを出すパシオだが動きが落ちている。のび太シングルレッグからディープハーフで引き込み。そこから上を取り返す。パシオ立ったがまた足をかけてテイクダウン。サイドに付く。バックを狙うがパシオガードに戻す。パシオがキムラから上を狙うがのび太がスクランブルで上を取る。バックを狙うが反転したパシオ。のび太上になるがタイムアップ。
判定3-0でパシオが新王者に。
のび太は後半テイクダウンはしてもそこからパウンドを入れたり、完全にポジションを制してフィニッシュに近づく攻撃を入れるところまで行けなかった。パシオは下になっても完全なマウントやバックは許さず逃げ続けていた。
地元のラハルディアン。中国のシュエウェンがパンチで出てくる。しかし打ち合わない両者。島田が口頭注意。出てくるシュエウェンに対し距離を取るラハルディアン。飛び込んで右を一発入れたシュエウェン。パンチで出たシュエウェンだがバランスを崩し尻もちをついたところでラハルディアンが組み付いてバックを狙う。バックを取らせず引き剥がしたラハルディアン。シュエウェン。また出てくる。最後にちょっとだけパンチで飛び込んだラハルディアン。ゴング。
2R。ラハルディアンタックル。切られたが離れ際にパンチを入れ下がる。シュエウェン追いかけて蹴りを入れた。シュエウェンが前に出る→ラハルディアンケージまで下がる→シュエウェン追いかけずに下がるの繰り返し。シュエウェンがローでスリップダウンを奪うと鉄槌を入れるが後頭部にヒットしてしまい注意される。またシュエウェンが出るがラハルディアンが下がるとシュエウェンも下がるの繰り返し。ゴング。
3R。シュエウェンが出ていきローを入れるがすぐまた下がる。シュエウェンのワンツーがヒット。ロー。右。距離を詰めるシュエウェンだが、なぜまた下がるのか意味がわからない。時折いいパンチが入るシュエウェン。でもそれ以上攻めない。タイムアップ。
シュエウェン判定勝ち。
キックボクシングルール・フライ級3分3R。
ケージ＆オープンフィンガーグローブでの試合。
ガンガン手を出してくるヴィールセン。ローの蹴り合い。ロッタンも早めにギアを上げてきた。間合いを詰める。パンチを打ち込むとヴィールセンはガードを固める。そこにパンチからハイ。自らバランスを崩してスリップしたロッタン。蹴りを掴んでパンチを入れたロッタン。左フックがテンプルに入りヴィールセンふらついてダウン！カウント8で立ったヴィールセンだがロッタンはKOしたと思ってケージの上でアピールしていた。再開。ロッタンが攻めるがゴング。
2R。ロッタンまた蹴りをキャッチしてパンチを打ち込む。どんどん前に出ていくロッタン。前蹴りでふっとばすとケージに追い込んで肘で飛び込む。かわしたヴィールセン。また前蹴りで飛ばされるヴィールセン。ヴィールセン、スリップが増えてきた。ケージに詰められる。サークリングし続けるヴィールセンを追いかけて蹴りを入れるロッタン。バックブローを出したヴィールセンだがまた自らよろけてスリップ。ゴング。
3R。ヴィールセンパンチで出てきたがロッタンすぐに押していく。組むと崩して投げる。前蹴り連打から右で飛び込むロッタン。ケージに詰めてラッシュするロッタン。前に出ようとしたところに左フック。なぎ倒してタウン。立ったヴィールセンにまたパンチで出ていく。ローで倒したところでタイムアップ。
ロッタン判定勝ち。
フライ級。
ジャブを出していく若松。右ロー。バランスを崩したキンガド。積極的に手を出していく若松。飛び込んでワンツーを入れた若松。キンガドのローは空振り。若松が右を打ち込みふっとんだキンガド！追い打ちにいく若松だがキンガド立って逃れた。鼻血を出すキンガド。若松遠い間合いからステップ・インしてジャブを入れていく。キンガドタックルに。こらえた若松だがスタンドでバックを取られる。バックから膝を入れながらテイクダウンを狙っていくキンガド。持ち上げたキンガドだが若松前転して引き剥がすと逃れた。若松飛び込んで左ボディ。さらに右フック。キンガドタックル。切りきれない若松。両足フックしてバックマウントを取ったキンガドがチョーク。引手を掴んで防ぐ若松。反転して上に。立って離れたところでゴング。
2R。飛び込んで右フックを入れた若松。さらに左を打ち込むがキンガドも打ち返す。若松飛び込んでワンツー。タックルに来たキンガドに膝。キンガドまたタックル。切りきれない若松だが抑え込まれる前に後転して立った。逆に押し込んだ若松がテイクダウンを狙うが、離れ際にキンガドがパンチを打ち込む。キンガドは関節蹴りを狙っていく。若松飛び込んで右を打ち込むが空振り。盛んに関節蹴りを放つキンガド。若松ちょっと膝を痛めたか？しかしパンチを入れていく。ゴング。
3R。キンガドのローに左フックを合わせた若松。キンガドタックル。組み付いてくるキンガドを引き剥がしバックに回りパンチを入れる。手首を掴んで防ぐキンガド。反転したキンガド。離れた。打撃からキンガドタックル。倒されたが若松すぐ脱出。立って離れた。キンガドのローにパンチを入れる若松。キンガドのタックル。切った。両者見合い。若松出られない。若松逆にタックル。切ったキンガドが逆にタックル。テイクダウン。前転して逃げようとしたがバックを取られる。立った若松だがキンガドバックを取って投げるとバックマウント。時間がない。残りわずかで若松反転しパウンド連打。タイムアップ。
トータルジャッジなのでどうなるかわからない。
判定3-0でキンガド勝利。若松序盤は良かったが、中盤の関節蹴りから攻め込めなくなった。
ライト級。
トルコのアサラナリエフは前回山田哲也に3R一本勝ち。まだ23歳。
ロシアのナシューヒンは朴光哲戦ではアクシデントの負傷によるTKO負け。安藤晃司には微妙な判定勝ち。前回はアミール・カーンに判定勝ち。
体がめちゃめちゃ強そうなナシューヒン。アサラナリエフのローにパンチを合わせたナシューヒン。スリップ気味にダウンしたアサラナリエフだがすぐ立った。アサラナリエフまたローを入れたがまたそこに右をあわせたナシューヒン。アサラナリエフシングルレッグに。片足で堪えるナシューヒンだが、アサラナリエフはその体勢のまま顔面にパンチ連打を入れる。アッパー気味に入ってナシューヒン効いた！足を離してパンチのラッシュ！ナシューヒンの意識が飛んでKO！
フライ級。
元王者アクメトフ。アドリアーノ・モライシュに判定負けでMMA初黒星を喫し王座陥落。前回は暫定王者決定戦でゲヘ・ユースタキオと対戦し判定負け。カザフスタンではレスリング（グレコ）の王者になっている。
中国のハオビンはMMA11勝3敗。中国のレスリング王者とのこと。
アクメトフがタックルでリフトしてテイクダウン。サイドから顔面に膝を入れるとマウント。ハオビン力で返そうとする。返せないがすきを見て立った。しかしアクメトフまたタックル。テイクダウン。サイドからガードに戻すハオビン。しかし下から特に何もなし。アクメトフパスしてニーオンに。ゴング。
2R。ハオビンタックル。切手顔面に膝を入れたアクメトフ。今度はアクメトフがタックル。倒した。もろにロープを掴んで立ったハオビン。レフェリー島田、掴むなと言うだけで試合を止めることもなく流す。しかしアクメトフまたテイクダウン。下からキムラを狙うハオビンだがアクメトフがクリアしてまたサイド。ニーオン。ガブッたアクメトフ、ギロチンを狙いつつ頭部に膝を入れる。ハオビン立つとタックルに入る。またケージを掴むハオビン。レフェリー島田、イエローカード。またタックルを切って打てになったアクメトフ。そのままゴング。
3R。左ミドルを入れるアクメトフ。ハオビン後退。両者タックル。倒したのはアクメトフ。倒した瞬間にマウント。ガードに戻すハオビン。インサイドで押さえ込むだけのアクメトフ。ブレイクがかかる。アクメトフまたミドル。残り1分。アクメトフ蹴りからタックル。テイクダウンしてサイド。固めるアクメトフ。がぶりから膝を入れる。立ったハオビンを最後にまた投げる。タイムアップ。
判定3-0でアクメトフ勝利。
全試合Bellatorでの試合で11戦全勝のマッキー。地味なだけだった親父のアントニオ・マッキーはとっくに超えてる。そろそろタイトル戦線に入ってくる頃。
ジョン・マカパ・テイシェイラは2012年に無敗でTUFブラジルに出場し、TUFではチームヴァンダレイのドラフト3位だったが、トーナメント初戦でホドリゴ・ダムに敗れる。フィナーレ大会ではウゴ・ヴィアナに敗れて公式戦初黒星を喫してUFCとの契約はならず。2014年からBellatorに参戦すると4連勝。しかしダニエル・ヴェイケルにスプリット判定負けでタイトル挑戦のチャンスを逃す。勝ったヴェイケルはパトリシオ・フレイレのタイトルに挑戦したが判定負けした。前回は元フェザー級王者のパット・カランに判定負け。
マカパが積極的にパンチで攻めていく。マッキーは距離を取り蹴り主体。 マッキーのバックスピンキックをキャッチしてテイクダウンしたマカパだがマッキーすぐ立った。パンチで出るマッキー。左がアゴを打ち抜き、糸が切れたように失神するマカパ！KO！
ミドル級。
2010年にUFCに参戦したが1勝2敗でリリースされたソルター。ローカル5勝1敗でBellatorに参戦すると5戦全勝。
柔術世界王者ロバトはMMA8戦全勝でBellatorでも4連勝中。判定勝ちは1回のみ。
打撃はややスピードがないロバト。パンチではソルターが出ていくが、ロバトも打ち返す。組み付いたがソルターがケージで堪えて倒せず。
2R。パンチの打ち合いでスリップ気味に倒れたロバト。立たせたソルター。打ち合いから今度はソルターがスリップ。すぐ飛びついてギロチンに捕らえたロバト。しかし両足を束ねてサイドについて決めさせないソルター。ケージで立ったロバト。またギロチンで引き込もうとしたが、ガードに入らず決めさせないソルター。ゴング。
ソルターも上になっていただけだがソルターのラウンドか。
3R。パンチを振り回して出るロバト。大振りのパンチからスローな飛び膝。かわされてケージに押し込まれる。離れた。客いないのかっていうくらい盛り上がってない。ロバトのタックルは受け止められケージに押し込まれる。逆にソルターがダブルレッグからシングルレッグに。がぶって潰し上になったロバト。ハーフからパウンド。嫌がって背を向けたソルターにバックマウントからパウンド連打。ようやく湧く。パンチに威力はなさそうだが打たれているソルター。パウンド連打からチョーク。しかし入らず。判定は微妙なのでフィニッシュしたいロバト。残り1分。ロバトアゴの上からチョーク。アゴごと絞めるとソルタータップ！
ロバト逆転勝ち。
女子フライ級。
MMA4勝2敗のアルテガ。デビュー戦以外はすべてBellatorで試合をしている。柔術紫帯。地元アイダホ州ボイシ出身で圧倒的ホーム。
オランダのキルホンツはキックでは47勝3敗で、Bellatorキックで5戦して4勝1敗。ジュニア時代には柔道でオランダトップ選手だった。2015年のMMAデビュー戦は1R一本負けしたが、昨年BellatorでMMAに本格転向しここまで2連勝中。
巻き込み投げでテイクダウンしたキルホンツだが、柔道家の悪癖で袈裟固めからバックを取られかける。立って離れた。アルテガがパンチで出る。入ってくるアルテガにパンチを打ち込むキルホンツだが、アルテガが組んでケージに押し込んだ。一度離れてまた出ていくアルテガだがキルホンツのパンチをもらう。アルテガタックル。ケージで耐えたキルホンツ。スタンドで脇を抜けてバックに回る。グリップを切って離れたアルテガ。アルテガがシングルレッグに入ったが潰されて下に。パウンドを落としたキルホンツだが離れて立たせる。ゴング。
1Rキルホンツ。
2R。パンチからタックルに入ったキルホンツ。ケージで耐えるアルテガ。キルホンツ離れた。今度はアルテガタックル。しかし上手くなくて切られる。パンチで前に出るが右をもらったアルテガ。しかしタックル。テイクダウン成功。ハーフから立ったキルホンツ。今度はキルホンツがタックル。テイクダウン。アルテガケージで立つとスタンディングギロチン。全力で絞め上げる。深く入ってキルホンツタップ。
