格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

Bellator269:メインイベント・エメリヤーエンコ・ヒョードル vs. ティモシー・ジョンソン

ヘビー級。ヒョードルはランク外。ジョンソンはランキング2位。

喧嘩四つの前手が触れ合う位置で両者足を止めて牽制。ヒョードルパンチで飛び込んだ。ジョンソンも打ち返す。間合いを詰めたヒョードル。パンチを入れるがジョンソンも左右のパンチを振り回す。ジョンソン出た。パンチ連打で出るがヒョードルのワンツーが顎に入りジョンソン仰向けにダウン!KO!

UFC on ESPN+54:第9試合・ニコラエ・ネグメレアヌ vs. アイク・ヴィラヌエバ

ライトヘビー級。

ネグメレアヌはルーマニア出身。ローカル時代は全フィニッシュ勝利していたが相手の実力が不明。UFCデビュー戦ではUFC0勝2敗の相手にテイクダウンを取られる展開で判定負け。約2年ぶりの試合となった今年6月にはミオシッチのスパーリングパートナー・アレクサ・カムールと対戦し、前に出てパンチを打ち込む展開でUFC初勝利。

ヴィラヌエバはコロナ時の人材難の際のどさくさにUFCと契約。最初の2戦はいいところなく敗れたが、3戦目に0勝3敗の選手相手にKO勝ち。が、前回は1勝3敗の極真ファイター・プラフニオにミドルをボディにもらって嫌倒れしKO負け。負ければリリースが濃厚か。

ライトヘビー級にしても体がゆるすぎるヴィラヌエバ。打撃で出るがネグメレアヌが組んで押し込む。ケージに押し込んでバック肘。離れた。ヴィラヌエバパンチ連打で出る。が、ネグメレアヌのパンチを貰った。後退。すぐ詰めるネグメレアヌ。ヴィラヌエバも打ち返すが構わず打ち返すネグメレアヌ。突如ヴィラヌエバが倒れ込み、ネグメレアヌがパウンド連打。頭を押さえて動かないヴィラヌエバを見てレフェリー止めた。

ヴィラヌエバは後頭部アピールするが、正面から打った打撃がヴィラヌエバの耳の後ろをかすめており合法。

Bellator269:セミファイナル・ビタリー・ミナコフ vs. サイド・ソウマ

ヘビー級。ミナコフはブランクがありランク外。ソウマは8位。

間合いを詰めるミナコフ。圧されて下がるソウマ。四つに組むと大内テイクダウン。ケージを蹴って体勢を変えようとするソウマだが、ミナコフ立ってパウンドを落とす。アンクルピックを狙ったソウマだがミナコフ立って離れた。スタンド。また下がり続けるソウマ。追いかけてパンチを入れるミナコフ。ケージ際をサークリングし続けるソウマ。ゴング。

1Rミナコフ。

2R。相変わらず距離を取るソウマだが、ケージに詰まってパンチを打たれると打ち返していく。カーフキック。ミナコフけっこう効いている。的確にふくらはぎにヒット。ミナコフプレスするがその先の手が出ない。ミナコフのミドルをキャッチしてパンチを入れるソウマ。残り1分。ミナコフのパンチの打ち終わりにパンチを返したソウマ。またカーフ。さらにパンチを入れるソウマ。ゴング。

2Rはソウマ。

3R。ソウマカーフキック。距離を詰めるミナコフだが手が出ない。パンチの間合いになるとカーフキックをもらう。さらにワンツーまで入れたソウマ。カーフを警戒して踏み込めないミナコフ。追いかけてバックブローを当てたミナコフだが、ソウマカーフキックから右ハイ。ミナコフパンチを打ち込むが、指を押さえて下がる。指の脱臼?試合放棄とみなしてレフェリー止めた。

リプレイを見ると、ソウマのローを払おうとして指が折れた模様。ソウマのTKO勝ち。

UFC on ESPN+54:第8試合・パク・ジョンヨン vs. グレゴリー・ホドリゲス

ミドル級。

ジョンヨンはUFCデビュー戦では1R打撃で攻めて優勢だったが、2Rにグラウンドに持ち込まれると一方的になり最後はギロチンで一本負け。しかしその後は逆にテイクダウンを奪って固める展開で3試合連続判定勝ち。

ホドリゲスはコンテンダーシリーズで敗れUFCとの契約がならず、フィーダーショーのLFAで戦っていたが、今年6月、LFAミドル級王座を獲得したわずか10日後に、負傷選手の代役でUFCデビュー。スタンドのヒット数で上回っての判定勝ち。

パンチで出るホドリゲス。ジョンヨンも受けているが、ホドリゲスシングルレッグでテイクダウン。バックマウントを狙う。四の字バック。バックでついていくホドリゲス。逃げようと動くジョンヨンについていく。押さえ込んでいるだけだったが残り30秒でパウンドを落とす。ホーン。

1Rホドリゲス。

2R。ジョンヨン前に出てパンチの連打。ケージに詰めてラッシュする。打ち返すホドリゲス。ホドリゲスタックル。切ったジョンヨン。がぶってアナコンダチョーク狙い。しかしジョンヨン逆にバックに回った。バックマウント。振りほどいて離れたジョンヨン。またスタンドでパンチで出る。ケージまで詰めてラッシュ。しかしホドリゲスも打ち返すと四つに組んで払腰でテイクダウン。股下を抜けて立ち上がったジョンヨン。またケージを背負ったホドリゲスにラッシュしていく。が、ジョンヨンもパンチを貰っている。ふらついて後退。追いかけたホドリゲスが逆にケージに詰めてパンチを入れると、アッパーがヒットしジョンヨンの視線が泳ぐ。それをみてレフェリー止めた。

ディフェンス無視のラッシュを見せたジョンヨンだが、沸かせたもののディフェンスが甘かった。

Bellator269:メインカード第2試合・ウスマン・ヌルマゴメドフ vs. パトリック・ピエトラ

ライト級。ウスマン7位、ピエトラはランク外。

打撃戦からウスマンタックルでテイクダウン。ハーフで押さえ込む。押さえ込みながら肘・パウンドで削っていく。パスしてサイド。またいでマウントに。ピエトラ亀になりバックマウント。顎の上からネックロック。外れたが逆のチョークに。今度は喉元に入りピエトラタップ!

UFC on ESPN+54:第7試合・メイソン・ジョーンズ vs. ダヴィッド・オナマ

ライト級。

柔術・柔道・キックがバックボーンのジョーンズは今年1月のアブダビ大会でUFCデビューしたが判定負け。2戦目はベテランのアラン・パトリックと対戦すると、1Rにパウンド連打でKO寸前まで追い込んだが、2Rにアイポークを入れてしまいパトリックが戦闘不能となりノーコンテストに。UFC初勝利はお預けに。

本来はパトリックとの決着戦が組まれていたが、今週に入りパトリックが欠場となり、急遽代役としてUFCデビュー戦となるダヴィッド・オナマが登場。ウガンダ生まれの27歳で、現在はミズーリ在住。2年前にMMAデビューして地元ミズーリのイベントで8戦全勝全フィニッシュ勝利。緊急出場にも関わらず、オッズは大幅なフェイバリットとなっているが、期待に応えられるか。

打撃戦。右を打ち込むオナマだがジョーンズの左をもらい効いた!追い打ちに行くジョーンズだがオナマクリンチして凌ぐ。離れた。オナマ首相撲から膝を入れるがジョーンズがキャッチしてテイクダウン。ハーフ。パウンドを落とす。オナマバックを取らせて立つが、ジョーンズ放さず膝を入れるとテイクダウン。オナマ立つがまた投げてテイクダウン。ハーフ。ハーフバックにしてパウンド。フルバック。が、オナマ反転。立った。パンチで出るオナマ。ジョーンズバックキック。ミドルを入れる。ボディ・アッパーを入れるジョーンズ。しかしオナマも打ち返す。ケージに追い込みパンチを入れたジョーンズだが、オナマ前に出てパンチを打ち込む。ホーン。

1Rジョーンズ。

2R。オナマがパンチを出していくと両者顔面にヒットしている。両者引かずに打ち合う。ジョーンズタックルへ。オナマブラウン肘で抵抗するがテイクダウンを許す。ジョーンズ四の字バックへ。しかし尻を浮かせて前に落とし脱出したオナマ。スタンド。パンチの連打で出るオナマ。まっすぐ下がりもらったジョーンズ。組んでボディロックするとバックに回ったジョーンズ。スタンドでバックからボディロックして膝を入れるジョーンズだが、オナマの手がマットについており反則とされる。この場合手のひらがついていないといけないが、ついていたかは微妙。オナマまたパンチを入れるがジョーンズに組まれる。バックに回ったジョーンズ。しかし倒せず離れた。すぐまた組み付くジョーンズ。バックマウント。ホーン。

2Rジョーンズ。

3R。打撃戦からオナマのパンチをもらったジョーンズ。しかしすぐタックルへ。テイクダウン。マウント。ブリッジで返そうとしたオナマだがジョーンズマウントをキープ。肩固めを狙う。背中を向けて立つオナマだがすぐ投げるジョーンズ。バックキープし殴っていくジョーンズ。オナマ立つがまだバックを取られていて投げられる。倒すとレッグマウント。亀になるオナマ。反転しようとするがジョーンズ上をキープ。立ったオナマだがケージに押し込まれている。残り15秒で離れた。オナマがパンチを入れるがジョーンズ組み付いていきテイクダウン。すぐ立ってパンチを入れるオナマ。タイムアップ。

三者29-28でジョーンズがUFC初勝利。

オナマ、動きが良いところは見られたが、線も細いしまだまだこれからの選手。

Bellator269:メインカード第1試合・アナトリー・トコフ vs. シャラフ・ダヴラトムロドフ

ミドル級。

ダヴラトムロドフの右が入ってトコフいきなりダウン。すぐ立った。ダヴラトムロドフ四つに組むとケージに押し込んでダブルアンダーフックでクラッチ。そのまま膝を入れていく。入れ替えて離れたトコフ。パンチが入りぐらついたダヴラトムロドフ。間合いを詰めて組んだトコフがクラッチしてテイクダウンを狙うがダヴラトムロドフこらえた。外掛けで倒しかけたがダヴラトムロドフこらえて離れる。パンチで出るトコフにダヴラトムロドフタックル。ケージに押し込むがトコフギロチン。自ら下になることで外したダヴラトムロドフ。ガードを取るが残り15秒。トコフパウンド。ゴング。

ダウンがなければトコフで問題ないラウンドだが…。

2R。出ていくトコフにダヴラトムロドフが左ミドル。カーフキック。ケージに詰めて四つに組んだトコフ。支釣込足でこかした。そのまま両足を束ねて寝かせる。ダヴラトムロドフ膝をついて立とうとするが、上から押さえるトコフ。立って引き剥がすダヴラトムロドフ。トコフシングルレッグで倒そうとするがバランスを崩した。しかしなおもシングルレッグを放さず尻もちをつかせる。寝かせたが時間がない。ゴング。

2Rはトコフ。

3R。パンチを打ち込むダヴラトムロドフにトコフの右がヒット。ミドルを蹴るダヴラトムロドフ。トコフのパンチがヒットしている。両者疲れがあるのか見合いが増えてきた。先に手を出すのはトコフ。四つになりバックに回ったダヴラトムロドフだがトコフ正対し逆に押し込む。ボディロックからテイクダウン。マウント。残り50秒。ダヴラトムロドフ起き上がりタックル。テイクダウン。立ち上がろうとするトコフからバックマウント。しかし時間がない。タイムアップ。

29-28ダヴラトムロドフ、29-28トコフ、29-28トコフ。スプリットでトコフ勝利。

苦戦したが押し切った。

 

UFC on ESPN+54:第6試合・タバタ・ヒッチ vs. マリア・オリベイラ

女子ストロー級

6月に緊急の代役としてUFCデビューしたSEI☆ZAファイターのヒッチだが、階級上の試合で空手フランス王者のマノン・フィオロに圧を掛けられパンチを貰う展開で、2RにダウンしパウンドでKO負け。階級上のフライ級での試合で体格差もきつかった。今回は本来のストロー級での試合。

オリベイラUFCデビュー戦。2017年にRIZINの女子スーパーアトム級トーナメントに出場し、一回戦では打撃でリードして判定勝ちしたが、準決勝では浅倉カンナにテイクダウンを奪われて一方的に攻められ、最後は腕十字で一本負け。その後、ブラジルのコンテンダーシリーズに出場したが、マリーナ・ホドリゲスにKO負け。そこからブラジルローカルで2連勝している。現在24歳。

ヒッチ間合いを詰める。右がヒット。圧されてケージ際をサークリングするオリベイラ。ヒッチ組み付いてケージに押し込む。膝。クラッチして投げを狙うがオリベイラ離れた。オリベイラは蹴りを出していく。しかしヒッチが間合いを詰めて押し込む。離れた。間合いを詰めてくるヒッチにオリベイラはパンチの弾幕を張る。ヒッチがオリベイラの蹴りをキャッチしシングルレッグ。大内刈りで蹴り足を刈ってテイクダウン。インサイドからパウンド。オリベイラはヒッチの腕を掴んで防ぐ。ホーン。

1Rヒッチ。

2R。打撃の手数を増やしてきたオリベイラ。ヒッチ組み付いて押し込むが、オリベイラ引き剥がし離れる。が、ヒッチがシングルレッグからテイクダウン。サイド。あっさりマウントへ。S字マウントで腕十字を狙いながら肘を頭部に落とす。ブリッジで耐えるオリベイラ。通常のマウントに戻し肘。しかしケージを蹴って脱出したオリベイラ。手数を出すがヒッチの右がヒット。打撃で出るオリベイラだがヒッチのタックルでまた倒される。オリベイラクローズドガード。ヒッチインサイドからパウンド。オリベイラは凌ぐだけ。ホーン。

2Rヒッチ。オリベイラ、グラウンドに持ち込まれると一方的。

3R。間合いを詰めてパンチを打ち込むオリベイラ。ヒッチは四つに組むと支釣込足でテイクダウンを狙ったがオリベイラ離れた。オリベイラ出たが、ヒッチのタックルでまた倒される。ヒッチはケージ際まで移動するとインサイドから肘を入れる。足をまたいでマウント。パウンド。オリベイラなんとか立ったがヒッチ放さずケージに押し込んでクラッチ。強引に投げようとしたが投げられず。離れた。残り2分。ヒッチタックル。ダブルレッグでテイクダウン成功。下から四の字クラッチするオリベイラだが、ディフェンスするだけでは勝てない。ヒッチが体を起こすと下から蹴るが、ヒッチまたインサイドに入り密着したまま肘・パウンド。オリベイラ下から殴り返す。タイムアップ。

判定三者フルマークでヒッチ勝利。SEI☆ZA勢初のUFC勝利を飾った。テイクダウンしてからは一方的だったが、オリベイラのテイクダウンディフェンスとグラウンドが拙すぎるのに救われた部分がある。

UFC on ESPN+54:第5試合・ジェイミー・ピケット vs. ラウレアノ・スタロポリ

ミドル級。

本業はトラック運転手のピケット。一攫千金を夢見てUFCとの契約を果たしたが、初戦はテフォン・チュクウィ相手にスタンドで逃げ続けるという展開で判定負け。2戦目はUFC1勝1敗のジョーダン・ライトにタックルを仕掛けたが、ブラウン肘連打をもらい、さらに首相撲から膝をもらってダウンしKO負け。ここまで見せ場なし。

スタロポリはアルゼンチン大会の地元枠でUFCデビュー。デビュー戦に勝利すると、2戦目でタイトル挑戦経験のあるチアゴ・アウベスに勝利。が、そこから現在3連敗中。減量失敗もあり、前回からミドル級に上げている。8歳から始めたテコンドーがバックボーンで、現在はシュートボクセ所属。

スタロポリタックル。切ったピケットだがケージに押し込まれる。スタロポリ膝。シングルレッグで倒そうとするが片足でこらえるピケット。また押し込み。しかし展開なくブレイク。再開後すぐに押し込むスタロポリ。ケージでこらえたピケットは入れ替えると肘を入れる。離れ際にスタロポリが首相撲から膝。ピケットパンチを入れるがまた組んでケージに押し込むスタロポリ。ホーン。

押し込んでいるだけで有効な攻撃がなかったスタロポリ。1Rはピケット。

2R。すぐまた押し込んだスタロポリだがピケットが逆にテイクダウンするとバックに回る。バックからパウンド。スタロポリなんとか正対。押し込み膝。レフェリーがブレイクのタイミングを伺っているが、スタロポリ引き剥がし離れた。パンチの打ち合いからまた押し込むスタロポリ。テイクダウン狙い。離れた。ピケットがパンチで出るがスタロポリまた四つに組んで押し込み。引き剥がしたピケット。左ミドルを入れるピケット。スタロポリはプレスしていくがタックル。シングルレッグから担ぎ上げてテイクダウン。ホーン。

2Rもピケットか。

3R。2R終盤に見せたシングルレッグから抱えあげてのテイクダウンを見せたスタロポリ。しかしすぐ立たれ、逆にピケットが四つからテイクダウン。立ったスタロポリ。打撃戦から四つに組んで押し込むが、ピケットの膝がローブローに。再開。ピケットがパンチの連打をヒット。スタロポリは間合いを詰めるが手が出ない。四つに組み付いたピケットだがスタロポリがケージに押し込む。押し返し離れたピケット。打撃戦。四つに組んだスタロポリがケージに押し込むが、逆に押し返したピケット。が、押し返したところで膝を放ちまたローブローに。減点なく再開。残りわずかで急に激しい打ち合いをする両者。タイムアップ。

30-27×2、29-28の3-0でピケット勝利。

ピケットUFC3戦目で悲願の初勝利。今日は前に出る気持ちが見えていた。

対するスタロポリは3連敗にも関わらず消極的だった。

 

UFC on ESPN+54:第4試合・カーマ・ワーシー vs. ジェイ・ハーバート

ライト級。

UFCデビューからデボンテ・スミス、ルイス・ペーニャと実力者相手に連続フィニッシュ勝利。が、その後は2試合続けて秒殺KO負け。どちらが本当の実力なのかわからない。

イギリスのハーバートはムエタイバックボーンのストライカー。UFCデビュー戦は体重オーバーしたフランシスコ・トリナウドにKO負け、2戦目はヘナト・モイカノにテイクダウンされると一方的に攻められ、最後はチョークで一本負け。

ジャブを入れるハーバート。ミドル。ワーシーフェイントをかけつつ出ようとするが、そこにハーバートがパンチを入れる。右がヒットしたハーバート、パンチとハイのラッシュ!ケージに詰めてラッシュ!ワーシーも打ち返そうとするが顔面にもらってダウン!ハーバート即パウンド連打!顔面に連打が入りレフェリーストップ。

チャンスと見て一気にラッシュしたハーバート。UFC初勝利。

対するワーシーはこれで3試合連続1RKO負け。

UFC on ESPN+54:第3試合・ジェフ・モリーナ vs. ダニエル・ラセルダ・ダ・シウバ

フライ級。

コンテンダーシリーズで勝利しUFCと契約したモリーナは、4月のUFCデビュー戦で同じくUFCデビューの中国・内モンゴル自治区出身アオリ・チロンと対戦し、打撃のディフェンス甘めのチロンと打ち合いを演じて判定勝ち。盛り上げたことでファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞したが、チロンともどもUFCで戦えるレベルかはまだ不明。ベースはキックボクシング。

ブラジルのシウバはUFCデビュー戦。25歳で11勝1敗。これまでの試合はすべてブラジルローカルで、対戦相手のレベルも不明。アグレッシブな打撃、下からの三角絞めなどで、勝った試合はすべてフィニッシュ勝利。アレックス・オリヴェイラと練習しているとのこと。

強い蹴りを入れていくシウバ。前蹴り。一転タックル。スタンドでバックに回るとそのまま背中に乗る。スタンドのままチョーク。前に落とそうとするモリーナ。落ちたが腕十字に切り替える。しかしモリーナ脱出して上に。密着して肘を落とす。三角を仕掛けるシウバだが、モリーナ上体を起こして外すと鉄槌を落とす。パウンド。入っている。しかしシウバまた腕十字。クラッチして耐えたモリーナ。また上になりパウンド。ガンガン落としていく。スイープを狙うシウバだがモリーナ上をキープ強烈なパウンド。ホーン。

1Rモリーナ。シウバ、下が得意なだけに、安易に下になってしまうが、モリーナ相手には危険。

2R。動きが落ちているシウバ。ローに合わせたモリーナの右がビッグヒットしシウバ仰向けにダウン!パウンドラッシュ!シウバ腕でブロックしたまま打たれ続ける。なおも殴る。うつ伏せになるシウバ。なおもパウンド。とっくに止めていいが、レフェリー止めるタイミングを見失っている。バックマウントでなおも打ち続けるモリーナ。ようやくレフェリー止めた。

モリーナはきっちりフィニッシュしての勝利で2連勝。

シウバ、1Rのグラウンドでの攻めは良かったものの、安易に下のポジションを続けすぎた。スタミナを削られてしまった。