格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

ONE Winter Warriors:フー・ヨン vs. 若松佑弥

フライ級。若松はランキング3位。フー・ヨンはONE本戦は2戦目。

間合いを詰めた若松はタックル。ボディロック。テイクダウン。フー・ヨンはガードを取る。パウンドを入れて立った若松。フー・ヨン距離を取って立つ。パンチを強振するフー・ヨンだが若松のカーフキックをもらう。もらって左足の動きがおかしいフー・ヨン。負傷したか。若松指を差してアピールするが、フー・ヨンは気にせず続ける模様。若松またカーフ。フー・ヨンはパンチを打ち込むが、若松距離を取りかわす。若松パンチで飛び込む。タックル。テイクダウン。フー・ヨンクローズドガード。若松はパスしていく。ハーフに。残り1分。パスした瞬間に立ったフー・ヨン。逆にテイクダウンを狙ってくるが時間がない。ゴング。

2R。間合いを詰めてパンチを入れた若松。フー・ヨンが四つに組んだが、逆にテイクダウンした若松。またフー・ヨンのガード。ハーフからサイドに移行した若松。フー・ヨン亀になり立ったが、若松すぐにタックルへ。テイクダウン。すぐサイド。また亀になり立つフー・ヨンだが、若松今度は押さえ込もうとせず立ち際にパンチを入れる。間合いを詰める若松。ボディを打ち込む。離れたがすぐタックル。また立ち際にパンチを入れる若松。立たれたがすぐタックルへ。テイクダウン。残りわずかで上になったフー・ヨン。グラウンドで膝を狙う。ゴング。

3R。若松が飛び込むところにカウンターを狙うフー・ヨン。しかしまたタックルでテイクダウン。またパス。フー・ヨンがまた亀から立つ動きを見せるが、そこに合わせて両足フックした若松。そのまま上に回るが、フー・ヨン立つ。反転し引き剥がした。しかしすぐにまたタックル。テイクダウン。サイドで固める若松。フー・ヨンの立ち際に右を入れた。スタンド。残り1分。フー・ヨン、一発狙いでカウンター待ち。若松も用意には飛び込めない。フー・ヨンのパンチがかすめてちょっとバランスを崩す。しかし若松の右がクリーンヒット。こらえたフー・ヨン。タイムアップ。

判定3-0で若松勝利。

勝って当然の相手で、欲を言えばフィニッシュが欲しかったが完勝で5連勝。

 

UFC on ESPN31:オッズ/予想と展望

ロブ・フォント 1.71
ジョゼ・アルド 2.20
ブラッド・リデル 1.93
ラファエル・フィジエフ 1.89
クレイ・グイダ 2.58
レオナルド・サントス 1.56
ジム・クルート 1.63
ジャマール・ヒル 2.40
ブレンダン・アレン 1.29
クリス・カーティス 3.85
ブライアン・バーバリー1.80
ダリアン・ウィークス 2.05
マキ・ピトーロ 2.35
ドゥスコ・トドロヴィッチ 1.65
マネル・ケイプ 1.38
ジャルガス・ジュマグロフ 3.20
ジェイク・マシューズ 1.60
ジェレマイア・ウェルズ 2.47
シャイアン・ベイズ 1.56
マロリー・マーティン 2.58
アロンゾ・メニフィールド 1.71
ウィリアム・ナイト 2.20
クラウディオ・プエレス 1.91
クリス・グレッツェマーカー 1.91
ジャレッド・バンデラ 2.70
アザマト・ムルザカノフ 1.50
アレックス・モロノ 1.44
ミッキー・ガル 2.85
ルイス・スモルカ 1.68
ヴィンス・モラレス 2.27

メインはバンタム級戦。ロブ・フォントは前日に防衛戦を行うBellatorバンタム級王者セルジオ・ペティスを最後に破った選手だが、試合が決まったのはUFCの方が先なので、わざわざぶつけたわけではなさそう。2014年UFCデビューだが、7年で12試合と試合数は多くない。ペティスや元WSOF王者マルロン・モラエス、元王者のコーディ・ガーブラントにいずれも打撃で勝負して勝利。ムニョスには打撃で推していたもののギロチンで一本負け。アスンサオにはテイクダウンを混ぜられての完敗。しかし、その後の試合ではテイクダウンを奪われてもすぐに立ち上がれるようになり、戦績も上向いてきた。

アルドはピョートル・ヤンとのバンタム級王座決定戦でKO負けし完敗。その後2戦はマルロン・ヴェラとペドロ・ムニョスという強豪(だがタイトル戦線に絡むレベルではない)相手に連勝。いずれも最終的には差を見せたが、年齢や階級変更の影響か、打撃で圧倒はしてもフィニッシュはできていない。WEC時代から数えると、もう12年もタイトル戦線で戦っているアルド。年齢はアルドが1歳上なだけだが、蓄積したダメージは確実に上。

打撃勝負になればフォントのペースか。フォント判定勝ち。

プレリムではマネル・ケイプがUFC4戦目を行う。UFCデビューから2連敗後、前回はオデー・オズボーン相手に1R飛び膝でKO勝ちしたが、体重オーバーしたこともあってか、ここで負けて1勝3敗となったらリリースもあり得るか…と思ったものの、試合前に早くも契約更新が決まった模様。

今回は相手も1勝2敗だが、2連敗中はいいところがなく、前回は0勝3敗の相手にスタンディングギロチンで勝利し生き残った。しかし打撃でプレッシャーをかけられると引いてしまい攻められ続けてしまうという欠点がある。

ケイプはリリースの心配がないだけに、思い切った攻めでの快勝を期待したい。

第1試合開始は5日朝9時から。プレリムは、開始時間の変更がなければ、3時間で9試合も詰め込まれている。速報します。

UFC:UFCがケビン・リーをリリース。

ケビン・リーがUFCからリリースされたとのこと。リーは2017年にトニー・ファーガソンとライト級暫定王座決定戦で対戦したが一本負けでタイトル獲得ならず。その後は2勝4敗。うち2試合は体重オーバーし、2度ウェルター級で試合をしているが、いずれも敗戦している。

デイモン・マーティンによると、リーはヌルマゴメドフのEagle FCのCEO・リズヴァーン・マゴメドフがリーを獲得したい意向を示している。

 

RIZIN.33:バンタム級GP準決勝・朝倉海 vs. 瀧澤、扇久保 vs. 井上。リザーブマッチ元谷 vs. 金太郎決定。サトシの出場も決定だが対戦相手は未定。

RRIZIN MMAトーナメントルール:5分3R(61.0kg)
朝倉海 vs. 瀧澤謙太

朝倉 vs. 扇久保、瀧澤 vs. 扇久保がすでに実現済みのため、再戦を組まないならこの組み合わせしかなかった。もっともアンダードッグの瀧澤だが、一番持ち味が出せる相手との試合。

RIZIN MMAトーナメントルール:5分3R(61.0kg)
扇久保博正 vs. 井上直樹

優勝候補・井上は扇久保と。2回戦の金太郎戦では圧倒的有利と見られていたが粘られ判定まで持ち込まれた(後に怪我をしていたことが明らかになったが)やや評価を下げたが、ワンナイトトーナメントだけに、いかにダメージ無く勝ち上がれるかも重要になる。

RIZIN MMAトーナメントルール:5分3R(61.0kg)
元谷友貴 vs. 金太郎

2回戦敗退組から2人選ぶなら順当。しかし、準決勝を勝ち上がった選手が負傷で試合できない場合は準決勝の敗者が勝ち上がり、準決勝の敗者も出場できない場合にようやくリザーバーが出場とのことで、出番がない可能性が高いか。

参戦予定選手
ホベルト・サトシ・ソウザ

外国人選手とのタイトルマッチが予定されていたが、年内は海外からの入国が認められず、仮に数週間で解除になった場合も準備期間がないのでほぼ消滅か。その場合、国内の選手との対戦になるとのこと。

準決勝の組み合わせは消去法で明らかだったので、実質リザーブマッチのカード発表のみ。海外選手が入ってこれなくなったことで、かなり予定が狂ったということは想像に難くない。今年1年はほぼ国内で回していたので、その集大成的なラインナップになりそう。

RIZIN TRIGGER 1st:メインイベント・昇侍 vs. 萩原京平

フェザー級

すぐにプレスする萩原。ローで牽制。カーフキック。右を入れた萩原だが昇侍がニータップでテイクダウン。ハーフ。亀になり立つ萩原のバックに着いている昇侍。反転し離れた萩原。右をもらいちょっとぐらついた昇侍。萩原飛び膝で出たがヒットせず。萩原のカーフキックでバランスを崩した昇侍。またバックを狙う。ハーフバックで背負って立った萩原。正対したが大内テイクダウン。サイドに。マウントを狙った瞬間に立つ萩原だがまたバックに着いている。萩原反転しパンチを入れた。パンチで出る萩原。パンチを貰っているが打ち合いに応じる昇侍。ゴング。

2R。昇侍が出ていく。萩原カーフキック。さらに飛び膝を放ったが、昇侍キャッチしてシングルレッグ。しかし倒せず。前蹴りで出た昇侍だが萩原の左をもらい膝をつく。すぐ立ったがパンチで出る萩原。右が入りダウン。すかさずサッカーボールキック。レフェリーストップ。

テイクダウンへの対処は1ヶ月ではすぐに改善するものではなかったが、打ち合いに持ち込みKO勝ち。

試合後のマイクでは以前から対戦アピールしていたドミネーターに大晦日での対戦を要求。

RIZIN TRIGGER 1st:セミファイナル・堀江圭功 vs. 中田大貴

フェザー級

右を入れた堀江。飛び膝。中田はガードを固めて出ていく。堀江飛び込んで右。左ボディ。効いた。左ミドル。中田パンチで出るが堀江テンカオ。また左ボディを放つ堀江だが腕でブロックした中田。中田の右がヒットするが堀江出ていく。距離を取りながらジャブを入れる堀江。中田口と鼻から出血しているが出ていく。プレスする中田。堀江ワンツーを入れた。ケージを背負った中田にパンチで攻めるが中田も打ち返して凌ぐ。どんどん出る中田。堀江下がりながらパンチを入れる。ゴング。

2R。すぐに出る中田。堀江ロー。ボディアッパー。出てくる中田にワンツーを入れる堀江。左ボディ。中田前に出ていくが打撃がヒットしていない。堀江シングルレッグに入る。テイクダウン。ハーフ。固める堀江。押さえ込んだままゴング。

3R。パンチで出る中田。堀江タックル。テイクダウン。中田下から蹴って堀江立つ。中田の立ち際にタックル。しかし受け止めた中田が肘を入れ引き剥がす。堀江のパンチ、ハイがヒット。しかしまたタックル。テイクダウンしハーフ。ケージ立ちした中田。離れた。中田パンチで出る。ヒットもしているがまたタックルでテイクダウン。マウント。中田ブリッジ返し。パンチで出る。ヒットしている。堀江シングルレッグ。切った。しかしまたシングルレッグ。テイクダウン。残りわずかでまたブリッジで返した中田。バックに回りチョークを狙うがタイムアップ。

判定3-0で堀江勝利。

後半はテイクダウンから安全策に出て逆転の芽を摘んだ堀江。格下相手の試合だったのでこれでは評価が上がらないが、なりふり構わず勝ちに行った。

中田は1Rを見る限り時間の問題と思われたが、根性で見せ場を作った。しかし総合力で勝負に出た堀江の攻めに屈した。

RIZIN TRIGGER 1st:第12試合・ストラッサー起一 vs. 川中孝浩

77kg契約。

蹴り合い。川中組んだがストラッサーがダブルアンダーフック。しかし川中払腰で投げてマウント。すぐに股下から抜けて立った。四つからテイクダウン。川中立って正対するが、すぐにストラッサーがテイクダウン。マウント。肩固めを狙うがブリッジで返した川中。ストラッサーのガード。川中サッカーボールキック。さらにグラウンドで膝を入れるが、ストラッサータックルから立つ。四つでこらえる川中。ブレイク。大振りすぎるパンチで出ていく川中だがストラッサーの右フックをもらってダウン。ストラッサーパウンドから肩固め。タップアウト。

RIZIN TRIGGER 1st:第11試合・住村竜市朗 vs. 木下憂朔

77kg契約。

パンチで出ていく木下。右フックを放つが住村ショルダーブロック。逆にパンチで出た住村。タックルに。シングルレッグに入るが切った。ローキックを放つ木下だがモロにローブロー。タイムストップ。再開。左をヒットさせた木下。住村組み付いたが引き剥がす。住村パンチを入れてまた組み付こうとするが木下組ませない。左を打ち込み出た木下だが住村がワンツーをヒットさせる。ゴング。

2R。左がヒットし後方に倒れた住村。木下すぐに上になりパウンドを狙うが、ハーフで下から組まれると自ら立つ。立ち際に膝を入れる木下。住村。組み付いてテイクダウン。背中を向けて立った木下のバックに。背中に乗るが前に落とされる。踏みつけを狙った木下だが足で阻まれる。離れて立たせる。木下の左がヒット。下がる住村を追いかけて右。さらに右で住村のアゴを撃ち抜いて入りダウン奪取!木下踏みつけ!レフェリーストップ!

21歳、5戦目でDEEP王者にKO勝ち。

セミ終了後に裁定変更。最後の踏みつけ時にケージを掴んでいたため、木下失格。住村が反則勝ちに。

RIZIN TRIGGER 1st:第10試合・獅庵 vs. 魚井フルスイング

61kg契約。

間合いを詰める獅庵。魚井下がる。手が出ない。一発左をヒットさせた魚井。セコンドからは「効いてる!」と声がかかるが、また下がる魚井。獅庵関節蹴り。また左のフルスイングを見せる魚井。また左のフルスイング。ヒットし獅庵ダウン。すぐ立ってパンチで出る獅庵だが、ダメージが残っておりパンチを貰いダウン。サッカーボールキックを蹴る魚井。レフェリー止めた。

RIZIN TRIGGER 1st:第9試合・竿本樹生 vs. 松場貴志

57kg契約。

竿本のタックルを受け止めた松場。間合いを詰めてロー。そこにまたタックルを合わせた竿本だが切られる。間合いを詰めた竿本に右フックを合わせる松場。また飛び込む竿本に左フック。左を打ち込む松場。竿本間合いに入り右を入れる。飛び込んでアッパーがヒット。圧を強めてきた竿本。松場もジャブをヒットさせていく。右のダブルを入れる竿本。残り15秒で松場がタックルに入る。タイミングは良かったが倒れない竿本。ゴング。

2R。右ボディを打ち込んだ竿本だがローブロー。再開。松場がパンチを入れて出る。竿本右ボディから左フック。間合いがつまり両者のパンチが交錯。竿本左フックがヒット。松場左ハイ。竿本もパンチを入れていく。ゴング。

3R。連打を入れていく竿本。竿本タックル。倒されかけたがスイッチで凌ぐと逆にタックルへ。しかし松場も寝かされずに立つ。立ち際にボディへ膝を入れた竿本。パンチを当てていく竿本。松場のローにパンチを合わせた竿本。竿本がパンチで出ていくが両者決定打ないままタイムアップ。

判定2-1で竿本勝利。

RIZIN TRIGGER 1st:第8試合・鈴木千裕 vs. 山本空良

66kg契約。

慎重に打撃を出していく鈴木。ローで足を払って山本スリップダウンするがすぐに立つ。山本はなかなか間合いに入れない。ローを蹴っていく鈴木。山本飛び込んで組みに行くが受け止めた鈴木。ケージへの押し込み合いから鈴木が押し込む。山本入れ替えるがフィジカルで押し込む鈴木。しかし山本が大内テイクダウンで膝をつかせると。バックに回る。チョークを狙う。一度は引き手を脇に挟んでディフェンスした鈴木だが、再度取り直して絞める。しかし向き直ってなんとか外した鈴木。ゴング。

2R。鈴木またローを蹴るが山本が間合いを詰めていく。タックルを切られるが組み付いた。しかし引き剥がした鈴木のパンチで山本ダウン。すぐに組み付いてしのごうとするが引き剥がすと山本引き込み。鈴木グラウンドには付き合わず立たせた。スタンドへ。ダメージのある山本を攻めない鈴木。ローのみ。山本も攻めずにダメージの回復を図る。残り10秒でパンチを入れた鈴木。山本は腕を脇に抱えて引き込み抱え十字を狙ったがゴング。

3R。距離を取り打撃を入れていく鈴木。山本タックル。組み止めた鈴木だが、山本そのままケージに押し込みテイクダウン狙い。クラッチを切って膝を入れる鈴木。山本タックルに行くが切られた。残り2分。なおもローを入れていく。山本も出られず。見合いの展開が続く。残り10秒で鈴木の左がヒット。タイムアップ。

判定3-0で鈴木勝利。

RIZIN TRIGGER 1st:第7試合・奥田啓介 vs. グラント・ボグダノフ

73kg契約。

詰めてパンチを入れた奥田だが、そのまま組み付くとボグダノフがクラッチしてテイクダウン。即マウント。アゴごと絞めるボグダノフ。フェイスロックががっちり入り、奥田タップ。