格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★高田統轄本部長、タイソンを語る

 高田延彦PRIDE統括本部長が、マイク・タイソン総合格闘技参戦に興味を示した。25日、都内・高田道場で会見に応じた高田部長は、タイソンがK−1とプロモート権及びマネジメント権の契約を結び、今後、K−1のみならず総合格闘技の試合に上がる可能性がでてきたことを聞くと「タイソンのヴァーリトゥード(VT)戦、見たいよね。PRIDEにいる世界のトップヴァーリトゥーダーと喧嘩っ早いタイソンとの『世界最高の喧嘩』が見たい」とタイソンvsPRIDE戦士の激突を希望した。

打撃だけのK−1ならともかく、総合では通用しないだろう。組み付かれてしまったら終わり。DEEPでビクトル・ラバナレスが村浜とやった時も全然ダメだったし。
高田もその辺はわかっていて、

「タイソンは『殴り』だけでいったら最高のスペシャリストだが、VTとボクシングの『殴り』は違う。キックやタックルを警戒しなきゃいけない。そこに対応できるからミルコ、シウバは強い」とPRIDE戦士によるタイソン迎撃に自信を見せると、「タイソンが今のままのスピードではPRIDEのトップクラスにいい結果を出すことは難しい。だれもが実力本位で上がってきた選手。名前だけじゃ食っていけない」とタイソンのVT戦を分析。

と、ある意味タイソンの商品価値を下げるかのような発言。プライドではタイソンのギャラを払うのは無理だろうし、どうせ呼べないんだからぶっちゃけちゃえってことなのか。
若い頃から総合用の練習をしていたら別だが、37歳の今からやったとしても遅すぎる。タイソンだけ噛み付き有りのルールにでもしないと・・・。
他にタイソン関連では、アメリカで裁判中のため来日できないといった問題もある。石井元館長が必死で工作中とか。なぜそんなに必死なのかという理由も含めて、こちらに載っています→二階堂豹介の盛運コラム