豪華メンバーは選手だけじゃない。新・総合格闘技イベント「ＨＥＲＯ’Ｓ」（３月２６日・さいたまスーパーアリーナ）のテレビ解説者に、Ｋ−１の武蔵、パンクラスの船木誠勝、高山善廣の３人が決定した。
中でも注目されるのは、スーパーバイザーの前田日明氏と船木の再会だ。第２次ＵＷＦで活躍した２人は崩壊後に袂を分かち、それぞれリングスとパンクラスを立ち上げた。その後、両団体が険悪な状態になったこともあり、２人の関係も絶縁状態にあるとされていた。前田氏は「会えばあいさつもしてくれる。自分としては世間が言うような意識はない」と確執を否定したが、２人の再会に注目が集まるのは間違いない。
もともと、前田と船木の間には個人的な諍いはなく、船木も現在パンクラスとは公的なつながりが一切ない状態なので、さほど注目すべきことでもない。
しかし、
ビッグマウス代表の上井文彦氏も「これが一番のサプライズ。カード発表より興奮している」と、約１０年ぶりとなる公での場での再会を大会の見どころに挙げた。
カードのインパクトがこれより下だって言うのは、当日リングで戦う選手に対して失礼では。
もともと上井氏はプロレス村の住人で、ずっとプロレスイベントを手がけてきた／これからも手がけていきたい人だから、格闘技のカード発表より昔のプロレススターが揃う方に興味があるのは仕方がないことなのかも。
