格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC79実況

30日正午より実況します。カードはこちら。
http://news.livedoor.com/article/detail/3445824/
全10試合と盛りだくさん。UFCは前座の試合を重視していない(客席も前座はぱらぱら)ので、前半5試合はほとんど中堅以下の選手ばかりだが。
メインは暫定王者戦となったヒューズvsGSPのラバーマッチ。ヒューズはあと数戦での引退を公言しているらしい。数戦なら1年くらいはやれるし、勝てばセラとの王座統一戦もやらなければいけないから、まだまだ続ける意志はあるのだろうが、ここで負けたら引退がぐっと近づいてしまう。一方のGSPは、勝てば地元のカナダ大会のメインでリベンジとなる王座統一戦が組まれそう。UFCとしてもGSPに勝ってほしいところだろう。王座戦ということで5分5R。長期戦になれば打撃のGSPが有利になりそう。
セミはついに実現するリデルvsシウバ。青木vsJZが中止になったので、年末興行で一番楽しみなカードはこれになった。海外のブックメーカー知名度がないシウバ有利と見ている。シウバが評価されていると言うより、連敗中のリデルの評価が落ちているのでは。特に中堅のキース・ジャーディン相手にいいところなく判定負けしているのが痛い。年齢的な衰えも感じてしまった。ジャーディンに勝っていれば、この試合の盛り上がりも違ったはず。シウバがダンヘンにKO負けした時は、「こりゃリデルとやっても勝てないな」と思っていたが、体調不良だったので割り引いて考える必要がある。
打撃でシウバが押し、リデルは一発逆転のビッグヒットを狙うというような試合になると思う。しかし、シウバがリデルをKOするというイメージもあまり沸かないのだが。あと、シウバにはそろそろ「オクタゴンで弱々しくなるPRIDEファイター」のイメージを払拭してもらいたい。
LYOTOvsソクジュはまたもソクジュの測定試合に。ソクジュが短時間KOで勝つか、LYOTOが判定で勝つかのどちらかだろう。LYOTOが勝ったとしても、LYOTOが強いのではなくソクジュの実力がその程度だったという評価になりそう。LYOTOはまたもや勝っても評価されない相手になってしまった。いつになったらタイトル戦線に絡めるのか。まあソクジュが負けるとしても、中村みたいに何も出来ずに負けると言うことはないと思うが。
今回のUFCはアメリカで空前の盛り上がりらしい。TUFから煽っていたメインカードが変更になったが、特に影響はないのか。日本の大晦日のカードが微妙になったこともあり、こちらの方が注目されているかもしれない。高島学コラムで「大逆転、地上波ゴールデンで中継があるとか――ないとか」とあるが、これはアメリカでの地上波での話?あちらでの話は進んでいるらしいとkamiproには出ていたが。でも日本では無理だろう。たとえ有名日本人選手がUFCに挑戦したとしても、アメリカのやり方を押し通していたら日本では難しい。経営的にUFCが苦しいという話もあったが、今回はチケットも完売らしいし、まだまだ日本市場に阿るつもりはないだろう。地上波じゃなくても、どこかにUFCの中継をしてもらいたいところなのだが。