格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★FuryFC6ネットライブ

ここで午前9時からです(あと5分)。
http://www.sherdog.com/live/
めちゃめちゃガラガラの会場が映ってるんですが・・・ブラジル時間で開始時間は前後2時間の幅を取る、なんてことはないだろうか。中継時間は2時間なのに、ちゃんとおさまるのか?
場所によっては人がいっぱいいる一角も。しかし始まる気配なし。会場はBGMが流れている。
一切始まらない。客席はちょっとずつ埋まってきている。客も遅れは想定内?
45分遅れでようやく開始。オープニングV。
煽りVもある。両者のコメントが出るだけの簡単なものだが。

ライト級GP1回戦 パウロ・ブエノvsヴィトー・トッファネリ

リングは5本ロープでやや広め。どっちもどういう選手か不明。ブエノが首投げからパウンドで攻めるが、ヴィトーは足関狙いから上を取り返す。ブエノが下から十字。それをクリアすると肩固めの体勢になっているヴィトー。しかしブエノが肘を立てていて決まらず。2分くらい粘っていたが、諦めてはずして立ち上がる。1R終了。ブラジルは真冬だからか、ラウンドガールが長袖を着ている。
ヴィトーが差し合いからギロチンに捕らえたが抜けて下に。ブエノはパウンド。ブリッジで反転。また肩固め。ブエノがしたから十字。腕が伸びているがヴィトーは耐えて脱出。レフェリーがゴングを聞き逃す失態。再度ゴングが鳴ってやっと止めた。
レフェリーは関節を仕掛けていてもチェックしないし、レベルが低い。
パウロがグラウンドで顔面に膝を入れたが、反則じゃないんだろうか。レフェリーが見逃しただけか?ビトーがインサイドからコツコツ。ブレイクがかかる。ゴング。両者手を挙げる。
判定はヴィトー。え〜?ブエノが下から2度腕十字を極めかけていたし、ラウンドマストだったとしてもトータル判定だったしてもブエノだと思ったが。1Rは肩固めでヴィトーに入ったのかな?それなら29-28でヴィトーになってもおかしくない。ブエノも特に不満は見せず。荒削りだけど、ブエノの方がいい選手だと思った。

エンヒキ・メロvsガブリエル・ベガ

ノヴァ・ウニオンのメロと99柔術のベガ。スタンドで大振りのフックがヒットしてベガダウン。追い打ちのパウンドでストップ。簡単に終わってしまった。

アドリアーノ・ゴンカウベスvsエドアルド・パシュ

アドリアーノは武士道で五味と対戦したこともあるジャドソン・コスタ(たいした選手ではないけど)に勝ってる。グレイシーフュージョンエドアルドは5連続KO勝ち中。リーチに勝るエドアルドがスタンドで膝を入れ、グラウンドでも上になるがアドリアーノの下からの仕掛けに阻まれ攻めあぐねる。2Rには肩固めに捕らえるが、ややポイントがずれていた。またサイドをとって顔面への膝。やっぱりこれ有りなんだ。3Rに完全なマウントからパウンド連打。後頭部を殴っているようにも見えるけどこれも有りなのか?残り1分で腕十字に行きタップアウト。

ジオヴァンニ・ディニスvsマウリシオ・ヘイス

ノヴァ・ウニオンのディニスとBTTのヘイス。ヘイスは構えや動きがノゲイラっぽい。レッグダイブで上を取ると、なんと足関へ。ヒールを狙うが極まらず。スタンドから再びテイクダウンしてパスしてサイドに。立たれたがスープレックスで投げてテイクダウン。サイドから膝。倒すのはいいがすぐ立たれてしまう。高速ダブルレッグでテイクダウンしたところでゴング。
ヘイスはタックルが強力。がぶられても、足を引きつけて持ち上げてテイクダウンしてしまう。しかしなんだか意味不明のブレイクが多い・・・。うーん、この試合から急にブレイクが早くなった。このラウンドだけで3回。
担ぎ上げてのテイクダウンから、グラウンドで膝を入れるヘイス。ハーフで攻めているのにブレイクされる。またテイクダウンしてサイドにつくが、チョークを狙ったところで反転されて下に。ディニスがパウンドを落とす。ゴング。
判定3-0でヘイス勝利。強いけどちょっと極め急いでポジションを悪くすることが多かった。ディニスはほとんど何も出来ず。

ミドル級GP1回戦 ハファエル・サッポvsエドアルド・テレス

ここからミドル級GP1回戦。グレイシーフュージョン所属・5戦5勝のサッポ。柔術では独創的な技術で知られるテレス。打撃戦。テレスの打撃はいまいちかな・・・と思っていたら、右のハイキックが顔面にクリーンヒット。サッポは完全失神。意外な結末。グラウンドも見たかった。

レオナルド・バタタvsホドリゴ・ピンポ−リョ

バタタのカウンターの左フックが入ってダウンするピンポーリョ。バタタがパウンドに行ったところでレフェリーストップ。ちゃんと足でディフェンスしていたし、ちょっとストップが早いと思った。

カシアーノ・シチョーvsホドリゴ・シンビカ

フロントチョークを抜かれて下になったシンビカ。パウンドをもらうが立ち上がる。タックルからテイクダウンに行くシンビカだが、今度はカシアーノのフロントチョークに捕まる。がっちり入ってタップ。

ジョルジ・ミシェリンvs?

相手の選手はちょっと聞き逃した。ホドリゴ・スマーフ?一進一退の攻防だったが、2Rにミシェリンの左ストレートが入って完全KO。レフェリーのストップが遅くて失神しているところにパウンドが一発入ってしまった。ジャカレイが勝利者メダルのプレゼンターで登場。いつの間にやら会場は満員に。開始時にガラガラというのは、日本以外では当たり前なのか。

渡辺良知vsファブリシオモンテイロ

「渡辺良知です。日本から来ました。得意技は右ストレートです」という日本語の自己紹介が煽りVで流れる(ポルトガル語字幕付き)。
ファブリシオがテイクダウンしたが、渡辺が立ち上がって打撃戦へ。ほとんど互角。またファブリシオがテイクダウン。ハーフから足を抜いてマウント。バックについてチョーク。タップアウト。DEEPでの國奥戦以来、1年半ぶりの勝利。

ハファエル・ドス・アンジョスvs大塚隆史

メインイベント。大塚が赤コーナー。ライト級の王座決定戦。
組み付いてサバ折りからテイクダウンしたアンジョス。ハーフからパウンド。足を抜いてパス成功。だがガードに戻す大塚。ロープ際だがドントムーブはない。パウンドを打ちながらパスを狙うアンジョス。コーナーでマウントを狙うアンジョスだが、大塚は立ち上がることに成功。しかしすぐ倒されてしまう。インサイドからパウンドを落としていく。ゴング。
アンジョスが片足タックルから持ち上げてスラムでテイクダウン。大塚のガード。パスを狙うアンジョス。ロープが邪魔で動きにくそう。ハーフから攻めていたところでブレイクがかかる。四つから大塚が外掛けで初めてテイクダウン。アンジョスはガードを取る。スクートから大塚が飛び込んでパウンドのラッシュ。アンジョス防戦一方。スクートからなおも攻めようとする大塚だが、なぜかブレイク。ゴング。1Rは何も出来なかった大塚だが、2Rは取ったか。
テイクダウンを狙うアンジョスだが、大塚は堪えて組んだ状態から飛び膝を入れる。スタンドで大塚はカウンター狙い。パンチが入る。アンジョスが胴タックルに。コーナーにもたれて耐える大塚。が、足を掬われて倒される。ロープから体が半分出てブレイク。ちょっと逃避行為っぽかった。パンチで前に出てタックルを狙う大塚。足をかけてテイクダウン成功。アンジョスのガード。残り1分。大塚はパウンド。ハーフから鉄槌。アンジョスが立ち上がりスタンドへ。ゴング。
大塚が勝ったか?
判定。スプリット。アンジョス勝利。大塚無念。採点方法がわからないが(ラウンド毎なのか、マストなのかなど)、大塚が勝ったと思ったのだが。ただ微妙だったし、敵地だからもっと圧倒しなければいけなかったか。アンジョスはパンクラスでは鮮やかに秒殺一本勝ちを決めたが、今日は大塚のディフェンスを崩せなかった。もうちょっと経験を積まないとメジャー出場は難しいか。
GPは全体に荒削りな選手が多かった。