格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFN21展望

カードはこちら。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/2010/2010033101/index.html
メインは言わずと知れたケンフロvs五味。五味にとっては相当に厳しい戦いが予想される。まずスタンドの打撃の攻防でも有利に立てるかどうか不安。その上、オクタゴン対策は、マットに8角形のテープを張って広さやフットワークを確認しているだけとのことで、肝心の金網を使った練習量が圧倒的に不足しているのでは。そして一度テイクダウンされてしまえばあまり粘ることも出来ずに極められてしまうだろう。
セミはロイ・ネルソンvsステファン・シュトゥルーフ。TUF10ウィナーで元IFL王者のネルソンは、これがUFC本格デビュー戦。テーマはズバリ「デブvsノッポ」。メタボ腹ネルソンに対し、シュトゥルーフは211cmの現UFC最長身ファイター。「柔術が使えるシュルト」とでもいうような、長い手足を活かした打撃とグラウンドで、デビュー戦のドス・サントスに秒殺負けした以外3連勝中。ネルソンにとっては決してTUFウィナーとして楽な相手をあてがわれたわけではない試合。
宇野・岡見は今回は前座ファイト。岡見はUFC1戦1敗のリナレスと。まず勝ちを義務付けられた試合と言えるので、できれば一本・KOで勝って「地味」という評価を覆したいところ。一方の宇野は1敗1分けの崖っぷちでありながら、7勝4敗のグレイソン・チバウとの対戦となった。負ければ間違いなくリリースされる状況でありながら、過去2戦のフィッシャー・カモエスより実績のあるチバウが相手というのは辛い。UFCが日本での展開を考えているなら、同じくらいのリリース寸前になっている相手と当てて救済してもいい所なのだが。
第1試合ではDREAMウェルター級GP準優勝のジェイソン・ハイがひっそりUFCデビュー。相手も同じくUFCデビュー戦のチャーリー・ブレネマン。
日本時間では4/1の午前9時開始。結果速報します。