もともと今大会で試合が組まれていたが、相手の欠場で流れていたブレネマン。マーコートの欠場の話がUFCに事前にされていたとすると、あらかじめブレネマンは代打として準備をしているように言われていたのかもしれない。地元ペンシルバニア出身。UFCデビュー戦ではジェイソン・ハイに判定勝ちしている。
試合前に7・2UFC132でユライア・フェイバーと対戦するバンタム級王者ドミニク・クルーズのインタビュー。
6連勝中のストーリーだが、地元ブレネマンが相手とあってブーイングが送られる。
組み付いていったブレネマンだが、一瞬で投げられる。しかしすぐに立ち上がって脱出。また組み付きに行くところに、ストーリーがボディに膝を入れる。体を入れ替えて逆にテイクダウン狙い。離れてパンチ。ブレネマンレッグダイブ。一瞬倒したがすぐに立たれる。離れた。右をヒットさせてテイクダウンしたブレネマン。足を抜いてサイド。ガードに戻したストーリー。ブレネマンは密着したままコツコツパンチ。ストーリーは下から抱えているだけ。下からの技術はあまりないのか。スイープを狙うが返せず。そのまま1R終了。1Rはブレネマン。
ブレネマン、またタックルでテイクダウン。ストーリーはギロチンを狙う。抜けてブレネマンがノースサウス・ポジションになるが、離れて立つ。ストーリーが飛び込んでテンカオ。パンチの空振りからブレネマンテイクダウン。ハーフ。ガードに戻したストーリーはラバー。しかし下になるとやっぱり動けない。ブレネマンパス。ガードに戻したストーリーがギロチンへ。しかし入りは浅い。抜けた。またパス→ガードに戻したところでホーン。
2Rもブレネマン。完全に追い込まれたストーリー。ここから逆転のストーリーにつなげることはできるか。
シングルレッグでテイクダウンしたブレネマン。ストーリーは下からキムラ狙い。クラッチを切ろうとしていたがブレイクがかかる。パンチで出て行くストーリー。またシングルでテイクダウン。ストーリーは横三角へ。若干かかりが浅いか。抜いて立ち上がったブレネマンだが、ストーリーは組み付いて倒すとパウンドからフルマウント奪取。一本さえ取られなければ勝てるブレネマンはひたすらしがみつく。反転して上に。ストーリーはまたキムラを狙う。時間がない。ホーン。
勝利をアピールするブレネマンに対し、肩を落とすストーリー。3Rはストーリーがとったと思うが、時すでに遅しか。
判定3-0（29-28☓3）でブレネマン勝利。前日出場が決まったブレネマンが売り出し中のストーリーを破るアップセット。
前日出場とはいえ、きっちり減量もして試合の準備をしていたブレネマンに対し、前日いきなり対戦相手がレスラーのブレネマンに代わったストーリーの方が厳しい試合だったかもしれない。
