格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC137:予想と展望

ウェルター級/5分3R>
BJ・ペン:169ポンド(76.65キロ)
ニック・ディアズ:170ポンド(77.11キロ)

<ヘビー級/5分3R>
シーク・コンゴ:234ポンド(106.14キロ)
マット・ミトリオーネ:255ポンド(115.66キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ミルコ・クロコップ:235ポンド(106.59キロ)
ロイ・ネルソン:252ポンド(114.30キロ)

バンタム級/5分3R>
スコット・ヨルゲンセン:135ポンド(61.23キロ)
ジェフ・カーラン:134ポンド(60.78キロ)

フェザー級/5分3R>
ジョージ・ループ:145ポンド(65.77キロ)
日沖発:145ポンド(65.77キロ)

<ライト級/5分3R>
デニス・シヴァー:155ポンド(70.3キロ)
ドナルド・セラーニ:156ポンド(70.76キロ)

フェザー級/5分3R>
バート・パラジェンスキー:146ポンド(66.22キロ)
タイソン・グリフィン:149ポンド(67.58キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ブランドン・ベラ:205ポンド(92.98キロ)
エリオット・マーシャル:204ポンド(92.53キロ)

<ライト級/5分3R>
ダニー・ダウンズ:155ポンド(70.3キロ)
ラムジー・ニジェム:155ポンド(70.3キロ)

<ミドル級/5分3R>
クリス・カモージー:185ポンド(83.91キロ)
フランソワ・カーモン:185ポンド(83.91キロ)

<ミドル級/5分3R>
クリフフォード・スタークス:186ポンド(84.36キロ)
ダスティン・ジェイコビー:185ポンド(83.91キロ)

GSPのタイトルマッチが消滅し、メインがペンvsディアスに。GSPvsコンディットはそれほど勝負論のあるカードではなかったが、消滅はやはり痛い。ペンvsディアスは、打撃ならディアスが上だろうが、ペンが完全に打ち負けるところも今まで見たことがない。ペンが打ち負けた場合、テイクダウンしてのグラウンド勝負になるだろうが、そこでもお互いの柔術どちらが上か。どちらが勝つにしても、両者の今まで見せたことのない姿が見られそう。
試合はペンがテイクダウンして、極められないまでもポジションで上回り判定勝ちと予想。
ミルコとネルソンはともに連敗中。しかし、置かれた状況はかなり異なる。ミルコは負ければリリースか引退もありうる。そんな中ネルソンと当てられたのは、ネルソンがミア・JDSとタイトルコンテンダー相手に連続判定負けを喫し、少し楽な試合をさせてやるためではないか。
もはや打撃勝負でもミルコは劣勢だろう。もはやミルコにとっては打撃で攻めてくる相手のほうが鬼門になってる。ネルソンKO勝ちで。
日沖のUFCデビュー戦の相手はジョージ・ループ。弱くはないが中堅レベルの選手。Sherdogフェザー級ランキングで、王者ジョゼ・アルドに続く世界2位につけている日沖にとっては勝って当然の相手。KIDや小見川・高谷など、軽量級日本人の期待の選手が、こういう「勝って当然」のマッチメークを落としてきている。いずれも、完全に実力負けという試合ではなく、実力を出させてもらえない負け。日沖と戦極で激闘を繰り広げたマルロン・サンドロも、Bellatorでは本領を発揮できず、完全失神KO負けを喫している。もはや日沖が日本最後の砦。一度くらい、日本で戦っていた選手が、日本で勝っていたようなそのままの試合内容で勝つところが見てみたい。
不安要素があるとすれば、ループが長身であること。サバ折りテイクダウンはやりにくい相手と言える。また、金網を利用してくる相手からテイクダウンを奪えるかどうか。テイクダウンに苦労したとしても、打撃でも劣勢になることはないと思うのでそれほど怖くはないが。
期待もこめて、日沖が三角での一本勝ち。
“カーボウイ”セラーニvsデニス・シヴァーも楽しみな一戦。ジョージ・ソティロポロスに完勝したシヴァーと、UFC参戦後3連勝中のセラーニ。腰の重いキックボクサーのシヴァーだが、セラーニに打撃戦で優位に立てないようだと何も出来なくなる。
Facebookマッチでは、1月のチアゴ・シウバ戦で完敗した後、チアゴの薬物違反が発覚し、ギリギリリリースを免れたブランドン・ヴェラがひっそりと復帰戦。相手のエリオット・マーシャルはUFC復帰戦でルイス・カーニに完敗している選手なので、1月チアゴ相手にボッコボコにされて負けた汚名を返上したいところ。
明日、Facebook中継から速報します。