格闘技徒然草

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★UFC137:スコット・ヨルゲンセンvsジェフ・カラン

バンタム級。最近7戦で、唯一の負けがタイトルマッチのクルーズ戦というヨルゲンセンと、大ベテランのカラン。カランは過去にZSTリッチ・クレメンティと組んで小谷直之・ヒロキ兄弟とタッグマッチで対戦したこともある。
なかなか鋭い打撃を出しているカラン。ヨルゲンセンはカランのローをキャッチしてテイクダウン成功。しかしカランのガードも固い。ヨルゲンセンはガードは狙わずコツコツ打撃を入れていく。残り40秒でブレイクがかかる。カランがパンチを振るっていくが、タイミングに合わせてヨルゲンセンがシングルレッグ。カランが引き込んだ所でホーン。1Rはヨルゲンセンだが、体力は削れていないし、カランの打撃がわりと鋭いので、まだまだ怖い。
がぶりから頭部に膝を入れていくヨルゲンセン。四つからカランが放った膝蹴りをキャッチしてテイクダウン。しかし立ち上がったカランはギロチン。回転して抜けるヨルゲンセン。離れた。またヨルゲンセンがテイクダウン。スイープを狙ったカランだが、完全には回しきれず。しかし上になったカラン。スプロール。ホーン。
ダメージ的には差はないが、上になっている分、ヨルゲンセンか。
重そうな打撃を打っていくカランだが、単発。ガードを下げて誘うカラン。カランのパンチは軽いが、顔面にヒットして鼻血を出すカラン。四つになり、ボディに膝を入れていくヨルゲンセン。カランも膝を返す。ダブルアンダーフックに捉えたヨルゲンセンはテイクダウンを狙うが、カランが堪える。残り1分。同じペースのパンチの打ち合いが続く。カランタックルに行くが、ヨルゲンセンはがぶって上に。ガードに戻した所でタイムアップ。このラウンドも微妙だったが、最後にテイクダウンを奪った分、ヨルゲンセンだろう。
29-28☓2、30-27でヨルゲンセン勝利。
GSPも会場に来ている。控え室のネルソンのヒゲ……。