格闘技徒然草

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★UFC137:BJペンvsニック・ディアス

ディアス入場。セコンドには弟ネイト。続いてペン入場。2月以来、8ヶ月ぶりのペン。気合が入った表情。
会場人気は圧倒的にペン。ペンがパンチで出る。ワンツーがヒット。ディアスが組んで金網に押し込みながらパンチを入れていく。しかしペンはパンチを入れて離れる。ペンのジャブがヒット。ディアスの右がヒット!しかしペンもパンチを返す。ディアスは今日はオーソ。ペンがシングルレッグ。後転したディアスだが、ペンがバックに。シングルバックからサイドへ移行。ディアスが膝を入れてハーフに戻し、下から殴る。がぶりから立ち上がるディアス。シングルレッグで片足を掬っているが、諦めて離す。押し込んだままパンチを入れていたが、ペンが押し返して離れる。ペンの左がヒット。ディアスの伸びてくる右がヒット。ペンのパンチもヒット。ディアスが追いかけてきてパンチ。下がってかわすペン。残り20秒。サウスポーに戻しているディアス。右ジャブ連打。ホーン。
1Rはペン優勢か。しかしまだまだわからない。お互いダメージはない。
オーソに戻しているディアス。金網に押しこみパンチを入れる。ペンもパンチを返す。離れた。お互いのパンチがヒット。パンチの打ち合いからペンのタックル。しかし切ったディアスが膝。ディアスのパンチがヒットし、下がるペン。お互いパンチがヒットしているが、ディアスのヒット率が上がってきた。ボディ・顔面と打ち分ける。ペンの動きが止まってきている。ダブルレッグは諦めたディアスだが、密着でまたパンチ。離れて殴るディアス。ボディ・顔面とパンチを入れていく。ペン鼻血。一方的になってきた。ペンもパンチを返していたが、次第に手数が減る。パンチをまとめるディアス。完全に効いている。組み付いてなんとかしのいだペン。ホーン。このラウンドは完全にディアス。ペンがこんなに打たれるのは初めて見た。
ディアスがパンチで金網まで詰めていく。ペンはタックルに入るが、止められて金網に張り付け。そしてディアスのパンチの的に。サイドステップで距離を取るが、また金網まで追い詰められる。ペンもパンチを返しているが、ボディを打たれると動きが止まってしまう。打たれながらも前に出ていくペン。お互いパンチがヒットしている。ペン、かなり打たれているのにまだ手を出す。しかし次第に押されていく。ペンはパンチのスピードが落ちて生きている。残り2分。ダメージでは明らかにペンの方が負っている。ディアスは動きが落ちない。残り1分。足を止めての打ち合い。相打ち。が、ディアスが押し始める。ホーン。両手を上げるディアス。
判定29-28☓2、29−27でディアス勝利。
ここまで打たれまくるペンは初めて見た。ディアスのあのパンチをもらいながらも、最後まで反撃をしていたのはさすがだが。
ディアスはインタビューで「GSPは俺を怖がっている」と挑発。客席のGSPはおどけたポーズ。
これはもうGSPvsディアスを組むしかない……が、コンディットが先。やっぱり今日GSPvsコンディットが組まれなかったのは非常にもったいなかった。
続いてペンのインタビュー。「これが最後の試合になる。もうトップレベルでは戦えない」突然の引退宣言……。