格闘技徒然草

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★UFC141:ジェイコブ・ヴォルクマンvsエフレイン・エスクデロ

ライト級。TUF8王者ながら、UFC3勝2敗でリリースされたエスクデロ。その後ローカルで5勝1敗の戦績を残し、今回UFC復帰。ヴォルクマンはライト級転向後4連勝中。相手もホニー・トーレス、ポール・ケリー、アントニオ・マッキー、ダニー・カスティーリョとそこそこのレベル。ここで勝てばメインカード級に昇格できるか。
煽りVではひたすらテイクダウンする映像が流されるヴォルクマン。ディヴィジョンIのレスラーで、4連勝はすべて判定。なかなかメインカードに昇格できないのはファイトスタイルのせいもあるか。
エスクデロのローに合わせて必殺のタックルに入るヴォルクマン。切れないと見るやギロチンで引き込むエスクデロだが、ボルクマンは冷静に外すとサイドを取る。蹴り離したエスクデロ。スクートからガードを割って入っていくヴォルクマン。ハーフから首狙い。ヒジも落とす。パスを狙いつつ、時折ギロチンを仕掛けながら、細かいパウンドやヒジを落とし続ける。一本・KOの気配が無いのでブーイングが飛んでいるが、内容的には圧倒。ホーン。1Rはヴォルクマン。
2R。ヴォルクマン、またタックルからテイクダウン。観客はぴくりともしないが。サイドからハーフに戻したエスクデロ。しかし1Rのリプレイのような展開が続く。ガードに戻し展開が動かなくなると、ハーブ・ディーンがブレイクをかける。が、すぐに組み付いてバックを取るヴォルクマン。テイクダウン成功。バックに回りチョーク狙い。しかしエスクデロが元気なので防がれている。ホーン。2Rもヴォルクマン。
ヴォルクマンまたタックル成功。成功率10割。すぐにサイドを取る。シングルバックからチョークを狙っていたが、ブレイクをかけられる。この体勢でのブレイクはUFCでは珍しい。すぐタックル。今度は切ったエスクデロだが、そのまま金網まで押し込んでバックを取る。エスクデロが正対するとまたタックルへ。しかしエスクデロが首を取る。ギロチン!かなり入ってる!ノースサウスに切り替えた。大逆転か!?会場沸くが、残り10秒でヴォルクマン脱出。ホーン。
最後のピンチでようやく盛り上がった。
29-28☓3でヴォルクマン勝利。最終ラウンドのギロチン以外はパーフェクトゲームだった。しかし絵に描いたような地味強。勝ってもブーイング。上に行くとエドガーやメイナードのように+アルファのあるレスラーがいるので厳しいか。