グレッグ・ジャクソン門下のロバーツ。トキーニョの代打として、UFC1戦1勝の戦績で抜擢を受けた。デビュー戦では1,2R優勢に試合を進めた後、倒しに行かずに判定で逃げ切り、小さくまとまってしまっている選手という印象だった。
岡見にとっては勝ってもランクは上がらない相手だが、連勝は止められる。逆に、この相手に負けるようだとかなり厳しくなるが。
落ち着いた表情の岡見。アウェイだが人気も上々。
オープニングはロバーツ。左をヒットさせる。積極的に手を出していくが岡見は落ち着いて見る。飛び込んでのパンチをヒットさせるロバーツ。ちょっと怖い。入ってくる所に右をヒットさせた岡見。プレッシャーをかけていく。四つに組み付く。金網まで押し込むとバックに回りこむ。そこからテイクダウンを狙っていく。倒した。たすきから上に回って抑えこむ。ロバーツもオモプラッタを狙ったがクリアしてインサイドでホールド。片足超えてハーフに。残った足も抜いてサイド。残り1分。細かいパウンドで削る岡見。マウントへ！バックマウントからパウンド。ロバーツは防戦一方。岡見のパウンド連打に全く逃げずに頭を抱えているだけのロバーツ。止めるかと思ったが残り時間僅かなのでスルーしたか。ホーン。
1Rは岡見。組みでは圧倒したが、スタンドはちょっと怖い。
パンチから組みついた岡見。またバックへ。倒した。ロバーツがギロチン。外したが立たれる。しかしまたテイクダウン。ロバーツ、けっこう消耗しているか。ハーフからマウント。残りはまだ半分以上ある。ロバーツまたうつ伏せに。岡見パウンド。ロバーツはまたディフェンスしているだけで無抵抗。ハーブ・ディーン止めた。
岡見、2年半ぶりの一本勝ち。打撃はちょっと怖かったが、力の差も見せつけたし、満足の行く内容だろう。
