最近のUFCライト級は前回のローゾン vs. ヴァーナーもそうだが、化物ファイトが続いている。メイナード vs. グイダのようなすかしもあったが。この試合もフィジカルに優れた者同士の一戦で、お互い名勝負製造機なので、好勝負が期待される。
グラウンドに穴のあるギラードに対し、セラーニは前回ネイト・ディアスを足払いでこかしまくった。ネイト戦ではグラウンドに付き合わなかったので、無駄なテイクダウンに終わってしまったが、今回はそのままグラウンドに行くか。
29歳で63戦目のギラード。計量で1.5ポンドオーバーし、ファイトマネーの一部をセラーニに渡すことで試合が成立している。
ハイキックを放って行ったセラーニだが、ギラードの左フックでダウン！立ち上がったが効いている。距離を取ろうとするセラーニを金網に追い込みパンチ・肘を叩きこむギラード。セラーニ回復したか。スタンドで左ハイがギラードの頭部をかすめ、ふらついたギラードに飛び込んでの右ストレート。ギラードダウンしKO！
短時間だったが倒し倒されの展開があり面白かった。
