格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC152:ショーン・ピアソン vs. ランス・ベノイ #mmajp

ウェルター級。
地元のピアソン。バックボーンはレスリング(グレコ)で、カナダの国内王者にもなっている。UFC戦績は2勝2敗だが、36歳のベテラン。一回り年下のべノイはムエタイ柔術ファイター。UFCデビュー戦で中堅のマット・リドルに勝利したが、2戦目では前座に出場したバクジンスキー相手に安易に引き込んでしまいポイントを失って判定で総合初黒星を喫している。
ローを蹴りこむべノイだが、ピアソンのジャブをもらってバランスを崩し尻餅をつく。立ち上がるがピアソンが金網に詰めてパンチ&膝。離れた。ローを払ってこかしたピアソンはパウンド。べノイは得意の下からの仕掛け。三角。抜かれたがオモプラッタ。これも抜かれた。立ち上がる。打ち合いの中で左フックをもらい、ぐらつくべノイ。地元の大声援に後押しされて攻めこむピアソン。べノイも打ち返す。ホーン。1Rはピアソン。一瞬、戻るコーナーがわからなかったべノイ。少し効かされているか。
2R。ダメージが残るべノイを攻めこんでいくピアソン。タイミングよくタックルに入ったべノイだが、ピアソンに潰される。がぶりから抑えこもうとするピアソンだが、べノイは離れて立ち上がる。スーパーマンパンチで飛び込んだべノイだがピアソンに撃ち落され失敗。ピアソンのストレートが顔面にヒット。突破口が開けないべノイ。一方のピアソンも1Rよりはややペースダウン。攻め疲れか?終盤はべノイが攻め返す。ホーン。
2Rもややピアソンだが、スタミナがかなり苦しそう。
逆転を狙い手数を増やしていくべノイ。ピアソンのタックルを受け止めて首相撲から膝。左フックでピアソンぐらうつく!べノイ追い打ち。倒れたピアソンにパウンド・肘連打!ストップ寸前。しかし止めない。バックチョーク。抜けた。タイムアップ。
最後は止められてもおかしくなかったが、ピアソンがギリギリで凌いだ。
三者29-28でピアソン逃げ切り。べノイは3Rのラッシュがちょっと遅かった。