ヘビー級。
シュトゥルーフの身長が7フィート（213cm）に伸びたとのこと。シュルトを抜いて単独でUFC最長身選手に（UFCのプロフィールではシュルトとシュトゥルーフは6フィート11インチで並んでいた。K-1出場時のシュルトの身長は6フィート11・1/2インチ＝212センチ）。シュトゥルーフはまだ24歳。実はシュルトも日本に来たばかりの20代前半の頃に「まだ身長が伸びている」と語っており、オランダ人には良くあることなのかもしれない。ミオシッチは193cmで身長差は20cm。
勝っても負けても豪快な決着で盛り上げるシュトゥルフ神話を築き上げたシュトゥルーフが初のメイン登場。相手のミオシッチはアマチュアでレスリングとボクシングでトップクラスの活躍をして、プロでもまだ無敗の期待の新星。オランダ人のシュトゥルーフがホームに近いが、ミオシッチもクロアチア系アメリカ人。
It's TIME!!!!!この試合は5Rマッチ。
ジャブで牽制しつつ距離を測るミオシッチ。飛び込んでのジャブ。左ボディ。お互いローの蹴り合い。真正面から打ち合いに言っているミオシッチ。シュトゥルーフもパンチを打ち返す。シュトゥルーフが右ハイから飛び膝。かわされる。入ってきたミオシッチにテンカオ！さらに出てきたシュトゥルーフの膝をキャッチしたミオシッチはテイクダウン。足を絡めて下からヒールを狙うと、すぐに足を抜いて離れるミオシッチ。スタンドに戻る。ミオシッチの右フックがヒット。シュトゥルーフの左ボディをキャッチして右を打ち込む。シュトゥルーフ、間合いを詰めて膝。今日は膝がよく出てる。ミオシッチが左右のパンチをヒットさせた所でホーン。
それほど差はなかったがパンチでぐらつかせる場面もあったミオシッチのラウンドか。シュトゥルーフは今までに比べてテンカオを有効に使っている。
右ミドルから右ストレートを入れるシュトゥルーフ。ローが急所に入るが、ミオシッチすぐに再開。パンチで金網際まで追い込む。逆に出てきたシュトゥルーフ。ミオシッチがタックルを狙うとギロチンを仕掛ける。察知したミオシッチはすぐに離れる。シュトゥルーフがジャブ連打。打撃がかなり向上している。頭を振りながら間合いを詰めるミオシッチだが、シュトゥルーフのアッパーをもらい後退。追いかけてさらにアッパーをヒットさせるシュトゥルーフ。アッパーが効果的。下がっているミオシッチ。ミオシッチの右がヒットしぐらつくが、それほどダメージはなさそう。シュトゥルーフのパンチでミオシッチのSAN値がガリガリ下がっていく。シュトゥルーフのアッパーがヒット！ミオシッチグロッキー。ふらつくミオシッチにパンチを集めるとレフェリーが止めた。
ミオシッチ、総合初黒星。そしてシュトゥルーフは化けたか？まだまだ身長とともに実力も伸びている24歳。かなりパンチを貰う場面もあったが。ミオシッチが真のトップではなかったのか、シュトゥルーフ自身がタイトル戦線への門番からワンランクステップアップしたのか、次はそれが測れる相手との試合が見たい。
