格闘技徒然草

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★UFC154:第4試合・アントニオ・カルバーリョ vs. ホドリゴ・ダム #mmajp

フェザー級
前座の注目カード。「修斗の哲人」カルバーリョと、「戦慄のダムミッション」ダム。どちらも日本ではおなじみ。デビュー戦では判定負けしたカルバーリョだが、地元カナダで迎えた2戦目はKO勝ち。一方のダムはTUFブラジルからフェザー級に落とし、トーナメントでは途中棄権したが、UFC147ではダムミッションで一本勝ちしてサブミッション・オブ・ザ・ナイトを受賞している。
ダムが日本で光岡や真騎士に負けていることと、カルバーリョがホームでの試合ということで、オッズは意外と大差がついてカルバーリョ人気になっている。
お互い慎重な立ち上がり。パンチの距離には入らず、ローを入れ合う。牽制ではなく効かせる目的の強いロー。そのまま1R残り80秒。さすがにブーイングが出る。ハイも混ぜるカルバーリョに対し、時折パンチで出るダム。ジャブがヒット。ホーン。
あまり差がないが、パンチのヒットでダムか?Sherdogのジャッジは3者ともカルバーリョ。ダムのセコンドにアンデウソン。インターバル中、アドバイスを送る。
2R。ハイキックを放ってバランスを崩し倒れたカルバーリョ。ダムはパウンドを落としてガードをパスしようとするが、足に絡んでテイクダウンを狙うカルバーリョ。ダム、ジャンプしてカルバーリョのバックに回る。前転して逃れるカルバーリョ。離れた。カルバーリョ鼻血。先ほどのパウンドか。ジャブで出るダム。ローをガンガン蹴っていくカルバーリョ。ホーン。
このラウンドもそれほど差がないがダム。Sherdogのジャッジはこのラウンドも3者カルバーリョ。まあどっちに入ってもおかしくないが。
3R。またもお互い距離を詰めずに打ち合わない展開。ブーイングが大きくなる。ジャブが入ってカルバーリョのマウスピースが飛んでタイムストップ。再開。ダムのワンツーがヒット。打ち終わりにカルバーリョもパンチを返す。残り1分。お互い入り込まないが手数ではダム。タイムストップ。お互い勝利をアピールするが会場はブーイング。
3Rは確実にダム。1,2Rがどう判断されるか。
29-28ダム、29-28カルバーリョ、29-28カルバーリョ。スプリットでカルバーリョ勝利。1,2Rはローが評価されたか。試合内容は残念ながら凡戦。