格闘技徒然草

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★UFC154:第3試合・マチュー・リドル vs. ジョン・マグワイア #mmajp

ウェルター級。
その笑顔で毎回SOTN(さわやか・オブ・ザ・ナイト)をかっさらっているリドルだが、前戦ではスタンドからの肩固めで一本勝ちしてサブミッション・オブ・ザ・ナイトを受賞したにもかかわらず、試合後にマリファナが検出されてノーコンテストに変更となっている。柔術と高校時代に培ったレスリングが武器。アマの経験もなく、キャリアのすべてがUFC(TUF)という選手は、今後もう出てこないだろう。
マグワイアのバックボーンはジプシー柔術で、帯色はピンク。グラップラーだがスタンドではやや消極的なところを見せる
当初はスティーブン・トンプソン vs. ベサム・ユセフだったが、スティーブン・トンプソン欠場でリドルが代役となり、直前でベサム・ユセフも欠場してマグワイアが代役となっている。
打撃戦。スタンドでの手数はリドル。ミドルをキャッチするマグワイアだが、リドルは残った足でバックキックして顔面を蹴りあげて外す。もう一度同じ動きを狙うが、今度は組みついたマグワイア。しかし差し替えして外したリドル。パンチで出るリドル。マグワイアのタックルは切る。ホーン。
お互いクリーンヒットもテイクダウンもないので、手数の差でリドル。
2Rも打撃戦。1Rを落としたマグワイアがパンチで出る。金網際に追い詰められたリドルは押し倒してテイクダウン。マグワイアのガードに阻まれるとスクートから足にローを入れる。ブレイク。マグワイアのパンチにタックルを合わせたリドルだが、マグワイアは受け止めるとギロチンを狙う。外して離れた。リドルがパンチ・肘でラッシュ。マグワイアが打ち返すも押し切るリドル。ホーン。
最後の印象でリドルか?リプレイで見るとパンチはたいして当たっていないが。
3Rも打撃戦。先手を取るのはリドル。相変わらず手数が足りないマグワイア。タックルに入るが受け止められ、ボディに膝をもらう。ダブルアンダーフックからテイクダウンを狙いつつ膝を入れるリドル。残り30秒。離れて来いとアピールするリドルだが出てこないマグワイア。パンチからタックルに入るとマグワイアはギロチン。しかしタイムアップ。
全ラウンド微妙。Sherdogのジャッジも割れてる。しかし30-27☓2、29-28でリドル勝利。積極性が評価されたか。