格闘技徒然草

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★UFC168:第4試合・デニス・シヴァー vs. マニー・ガンバーリャン

フェザー級
ランキング7位のシヴァー。バックボーンがキックボクシングで、テイクダウンされない腰の重さもあるが、前回はカブ・スワンソンと激闘の末ダウンを奪われてパウンドでTKO負け。
ガンバーリャンはWEC時代は現王者ジョゼ・アルドに挑戦したこともあるが、UFCでは2連敗。その後、小見川とコール・ミラーに連勝している。バックボーンは極真空手と柔道で、柔道では国際大会で優勝したこともある。
パンチで飛び込んだガンバーリャンだがシヴァーもラッシュして引き剥がす。またパンチで飛び込むと、シヴァーはカウンターのタックル。これ以上ないタイミングで入りテイクダウンを奪うが、ガンバーリャンは下から腕十字狙い。頭を下げて足のフックを防いだシヴァー。潜りを狙ったガンバーリャンだが距離ができたところで立ってスタンドへ。打撃戦。手数が多いシヴァー。がんぶりゃんタックルでテイクダウン。しかしインサイドからまさかのアキレス。絞り上げるが起き上がったシヴァーがパウンドを落とす。立とうとして背を向けたところでバックマウントを取られるガンバーリャン。背負ったまま1R終了。
1Rはシヴァー。
2R。打撃戦でシヴァーの強烈なロー。思わずバランスを崩すガンバーリャン。ガンバーリャンシングルレッグへ。テイクダウン成功。インサイドから密着したままヒジ連打。頭部から流血するシヴァー。ハーフに移行。フルガードに戻したシヴァーが下からヒジを打ち込むと、逆に上からのヒジを貰う。下から蹴って距離を作り立ったシヴァー。前蹴りからパンチのラッシュ。ガンバーリャンまたシングルへ。テイクダウン成功。残り40秒。押さえこんでヒジを入れる。ホーン。
2Rはガンバーリャン。
3R。虚を突いたカウンターのタックルでテイクダウンしたシヴァー。ガンバーリャンはガードからキムラを狙うが外してバックマウントを奪ったシヴァー。チョークを狙いながらパウンドを入れていく。逃れられないガンバーリャン。バックキープしながらパウンド。残り1分。金網まで移動したガンバーリャンだがシヴァーを引き剥がせず。そのままタイムアップ。
3Rはシヴァー。
三者29-28でシヴァー勝利。
ガンバーリャンも健闘した。1Rにアキレスを仕掛けずあのまま上から攻めていたらポイントは取れていたかもしれない。