格闘技徒然草

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★UFC173:第7試合・マイケル・キエサ vs. フランシスコ・トリナウド

ライト級。
TUF15ウィナーのキエサ。チーム・アルファメール所属で、TUFでは同門のチーム・フェイバーに所属。首系サブミッションが得意で、8つの一本勝ちは全て絞め技。しかし、ホルヘ・マスヴィダル戦ではダウンを奪いながらも2R残り1秒でチョークを決められ総合初黒星。
相手のトリナウドはTUFブラジル出身。ブラジルキック王者の打撃+BTTの寝技でUFC4勝2敗だが、すべて地元ブラジルでの試合で、ローカル時代から含めてこれが初の海外での試合となる。
ともに2012年6月にUFCデビュー。トリナウドはこれがUFC7戦目、キエサは5戦目。
レッグダイブで組み付いたキエサだが倒せず。受け止めたトリナウドは膝。ボディに入って効いた。ひたすら打撃戦を避けて遠い距離からのタックルを仕掛けるキエサ。組み付いて投げて上に。パウンドを打ちながらマウント!パウンド&ヒジ。ラッシュ。ディフェンスしているトリナウドだが結構もらってもいる。マウントから脱出できない。残り30秒。ヒジ連打がヒット。肩固めを狙ったが防がれる。ホーン。
1Rはキエサ。マウントの安定感が半端ない。
2R。それほどダメージはなさそうなトリナウド。パンチで攻め込むと飛びつきギロチン。外したキエサ。パスを狙うとトリナウドは足関。しかし押さえこんだキエサ。ハーフ。潜ろうとするトリナウドの額にヒジをコンコン当てる。ディープハーフからのスイープを凌いだキエサがバックを狙うがまたハーフに。マット・ヒューズポジションでヒジ。ホーン。
2Rもキエサ。
3R。また組み付いたキエサにトリナウド膝。ローブローとのことだがクリーンヒットではない。すぐ再開。キエサタックルでテイクダウン。ガードのトリナウドにパウンド・ヒジ。下から仕掛けを狙うトリナウド。立つムーブはなし。キエサが細かい打撃を入れつつ残り1分。ガードから腕十字へ。しかしディフェンス。そのまま削り続けてホーン。
30-26×2、30-27の3-0でキエサ勝利。
しかしスタンドでの打ち合いをあれだけ避けるスタイルだとランキング戦線で戦うのは難しいのでは。テイクダウンも相手がトリナウドだから取れていたからいいが、レスラー相手だと厳しそう。トリナウドはガードで無駄に時間を使って敗れた。下から仕掛けるより立った方が良かった。