格闘技徒然草

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★UFC173:第9試合・水垣偉弥 vs. フランシスコ・リベラ

バンタム級。ランキング6位水垣、10位リベラ。
水垣は2012年の日本大会以来となるナンバーシリーズ出場で、ナンバーシリーズのメインカードに登場するのは初めて。本来はランキング位のT.J.ディラショーと対戦予定だったが、ディラショーがメインでバラォンとの対戦に格上げとなったため、ランキング下位のフランシスコ・リベラとの対戦に。
リベラはパンチの手数と重さが武器で、フライ級ながら3試合連続で相手をKOしている。UFC再契約後は4戦無敗。
打ち合い。リベラの左がヒット。水垣もパンチで攻める。タックルに入るが距離があり防がれる。ボクシングでの真っ向からの打ち合い。水垣の左がヒット!効いたリベラ。そのまま上になりパウンドを落とす水垣。ガードで凌ぐリベラ。ハーフにした水垣。リベラはしがみついて回復を図る。隙を見て立つリベラだが水垣はダブルアンダーフックに捕らえている。耐えたリベラが逆に外掛けで倒す。しかし瞬時に立った水垣。残り1分。飛び込んでのパンチをかわしてタックルに入ったリベラだが水垣は堪えた。残り15秒でリベラまた外掛けテイクダウン。パウンド。水垣もパンチを返すがまた倒されてホーン。
1Rは水垣。パンチでダウンを奪えたが、リベラもテイクダウンが取れているのでわからない。
2R。またパンチの打ち合い。水垣のヒットが上。リベラの変則的な右ハイ。もらった水垣は右目尻をカット。水垣レッグダイブ。勢いを利用して上になろうとするリベラ。水垣立つが、リベラはギロチン。少し深かったが抜いた水垣。ケージを使って立とうとするリベラとさせない水垣。寝かせた。パウンド。背中を向けたリベラ。チョークを狙うが足のフックが不完全。しかし残り1分。リベラはディフェンスで水垣がバックキープ。チョークを狙うがアゴの上。そのままホーン。
後半攻めた水垣が2Rも取った。KOするしかないリベラの特攻には気をつけたい。
3R。先に手を出していく水垣。リベラが意外と出てこない。前に出てきた所にカウンターを合わせてスリップダウンを奪う。リベラのガード。水垣は上をキープしてコツコツパウンド。リベラはしがみついているだけ。立つ余力がないのか。残り1分でブレイクがかけられる。足を止めて打ち合う。リベラのパンチは威力がなくなっているがそれでも気をつけたい。めちゃくちゃに振り回すリベラ。ホーン。終了と同時にガッツポーズを見せる水垣。リベラは座り込む。
29-28、30-27×2の3-0で水垣勝利。2Rはリベラに入れたジャッジもいた模様。リベラの土俵のボクシングで打ち勝ってダウンを奪えたのは自信になる。最後まで攻めに行ったのは、今までジャッジに泣かされてきたり、勝った試合でも謎のスプリットだったりした経験があってのものか。