格闘技徒然草

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★UFC173:第10試合・ロビー・ローラー vs. ジェイク・エレンバーガー

ウェルター級。ランキング1位ローラー、5位エレンバーガー。
3月にジョニー・ヘンドリックスとの激闘の末、ウェルター級王座を逃したローラーが早くも再起戦。UFC再参戦を機にウェルターに落としてからは絶好調のジョニヘン。GSPの後継者マイケル・マクドをパンチで攻め込んで判定勝ち。絶対不利と見られていたジョニヘン戦でも予想外の健闘を見せた。22勝中18KOの倒し屋。
エレンバーガーはローラーが勝ったマクドアウトボクシングで翻弄され判定負け。バックボーンはレスリング(D-2)だが、ジョニヘン戦でのローラーを見る限り、塩漬けにするのは難しいか。しかし、一方ではエレンバーガーも29勝中18KOとKOできる打撃を持っている。
オープニングはローラーの左ハイ。ガードしたエレンバーガーだがさらに左ハイ。さらに左ミドル。どんどん蹴っていくローラー。エレンバーガーが出てきたところにパンチをまとめる。試合前半、まったく攻撃がヒットしないエレンバーガーだが、後半距離を詰めてのパンチを打ち始める。が、距離が詰まるとローラーが先にパンチを打ち込む。エレンバーガーも打撃で勝負するがホーン。
1Rは手数でローラー。前半ほとんど手を出せなかったエレンバーガーだが、後半に入ってようやく手数が増えてきた。
2R。ローラーがどんどん距離を詰めてくる。エレンバーガーはタックルを狙うが止められると離れる。またタックル。そのままスタンドでバックに回った。離すとハイキック。ローラーの左がヒット。ケージ際まで追い込まれるエレンバーガー。またタックル。バックに回りグラウンドに持ち込むが、ローラー反転して上を取る。膝立ちのエレンバーガーのボディに膝。エレンバーガーの動きが止まる。バックに回りパウンドを打ち込むが、エレンバーガー立った。いいタイミングでエレンバーガーのタックルが決まりテイクダウン成功。しかしローラー蹴って立ち上がる。ホーン。
2Rもローラー。
3R。ローラーテンカオ。エレンバーガー、スイッチが入ったのか、フックをめちゃくちゃに振り回す。しかしそれが功を奏して守勢に回るローラー。が、エレンバーガーまた止まる。プレッシャーをかけるローラーだが手は出さない。エレンバーガーも出ていけない。ローラーのジャブがあたって顔をしかめたエレンバーガー。ローラー出てテンカオ!顔面にヒット!顔を抑えながら嫌倒れしたエレンバーガーにパウンド。KO!
きっちりKOでランキング1位を防衛。前回も激闘だったし、再戦の機運が高まってきた。