ウェルター級次期挑戦者決定戦。ともに5月に試合したばかり。
ランキング1位のローラーと5位のブラウン。ともにストライカーだが、王者ジョニヘンと互角の戦いをしたローラーに対し、ブラウンはランキング15位のエリック・シウバにKO寸前まで追い込まれていることもあって、オッズはセミに次ぐ大差に。
計量ではブラウンが本計量で1.5ポンドオーバー。本来2時間後に再計量のチャンスが与えられるが、コミッションの手違いにより再計量のチャンスが与えられなかったため、172.5ポンドのキャッチウェイトとなり、ブラウンは本来計量オーバーで課せられる罰金も免除されたとのこと。1.5ポンドなら落とせる範囲だったかもしれないが、注目を浴びるメインカードでのオーバーは頂けない。
いきなり出て行くブラウンだがローラーがワンツーを入れて止める。ブラウンタックルに切ったローラー。ローラーのアッパーがヒット。ブラウンの右をかわしてローラーの左がヒット。バランスを崩すブラウン。ブラウンのパンチが入ってローラー効いた！ブラウン出て行くがローラーのパンチも入る。凌いだローラーだがまだ効いてる。足払いで倒したブラウン。ワールドっぽい絞めのセットアップに行くがローラー立った。押し込んで密着状態で打撃の入れ合い。ブラウンヒジ！ブラウンの左から膝がヒット。ローラー、ダメージは抜けたか。離れてミドルを入れたローラー。ブラウンのバックヒジをかわしてパンチ。ホーン。
期待以上の打ち合い。僅差だが有効打の数でローラーで。
2R。ブラウンのパンチの打ち終わりに右を合わせるローラー。やや両者ペースダウン。ブラウンシングルレッグに。倒したがすぐに立つローラー。バックを取ったブラウンだが正対され離れる。首相撲に捕らえようとしたブラウンだが外した。ブラウンが攻めてる。ホーン。
2Rはブラウン。
3R。ブラウンタックル。ケージ際で耐えてヒジを入れたローラー。ブラウンの右の打ち終わりに左を合わせる。左ミドルをもらってブラウン効いた表情を見せる。攻め込むかと思ったがローラー様子見。また左ミドルを放つがローブローをアピール。ビッグ・ジョンストップするが、リプレイで見るとただのミドル。再開。ローラーまた様子見。左ハイはガードの上。ホーン。
3Rはローラー。
4R。倒しに来たローラー。ブラウンの蹴り足を取ってテイクダウン。ハーフからパウンド。ケージを使って立とうとするブラウンだがバックを取ったローラーが投げて立たせない。しかしまた立って離れた。ブラウン手数が減った。ローラーはじっくり見ている。ブラウンが出たところにローラーのワンツーがヒット。ホーン。
このラウンドもローラー。
ファイナルラウンド。判定での勝ちは難しいブラウンが倒しに来ている。迎え撃つローラー。ブラウンヒジ！テンカオ。前蹴り。ローラーやや下がり気味。顔面ボディに打ち分けていくブラウン。ローラーしっかりガード。ブラウンさがった。ローラーのパンチから左ミドルが入ってまた効いた。ブラウンヒジから右がヒット！今度はローラーちょっと止まった。残り1分。両者バックブロー。ブラウンのタックルを切ったローラー、立ち際に左ハイを入れる。反則スレスレ。膝がついていたから厳密には反則か。タイムアップ。
最終ラウンドもローラー。
49-46、49-46、48-47の3-0でローラー勝利。タイトル挑戦権を獲得。
