格闘技徒然草

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★UFC177:セミファイナル・トニー・ファーガソン vs. ダニー・カスティーリョ

ライト級。
どちらももうすぐランクインする位置にいる選手。しかしランカーへの挑戦試合が組まれずに潰し合いとなった。
菊野を規格外のリーチからの打撃でフルボッコにしてKOし、ライト級を諦めさせたファーガソンUFC戦績5勝1敗で、1敗は現ランカーのマイケル・ジョンソン
相手のカスティーリョもUFC7勝3敗と高勝率。最近5戦ではマイケル・ジョンソンエジソン・バルボーザに敗れているが、2戦とも1Rにパンチでダウンを奪いながら逆転負けしている。NAIAでオールアメリカンを獲得しているレスラーで、メインに登場する王者ディラショーと同じ地元のアルファメール所属。
リーチで勝るファーガソン。パンチで出て行く。カスティーリョタックルに行くが切ったファーガソン。パンチ・ミドルを入れていくファーガソン。カスティーリョはパンチを打ち込む。カスティーリョは手数を増やしてきた。タックルに入ったカスティーリョにファーガソンはダースチョーク。サイドについているカスティーリョだがファーガソンは下から絞め続ける。カスティーリョは動かず耐える。ちょっと抜けてきた。抜けた。下から足を利かせてスクートになる。カスティーリョがパウンドを狙うが足で阻まれる。カスティーリョヒジを落とすが単発。ホーン。
1Rはスタンドのヒットとサブミッションの仕掛けでファーガソン
2R。カスティーリョのパンチとファーガソンのパンチの打ち合い。カスティーリョのタックルをがぶってダース狙い。振りほどいたカスティーリョ。パンチを振り回すカスティーリョだがファーガソンがどんどん出てプレッシャーを掛ける。疲れかダメージか、カスティーリョふらつき気味。組み付くとファーガソンは前転から足関狙い。トリッキーな動きだが潰したカスティーリョが上。ファーガソンがケージを蹴ってリバーサル。しかし股下から抜けてまたカスティーリョが上に。インサイドでべったり押さえ込むカスティーリョ。しかし手数が少ない。ファーガソン、ヒップスロー狙いから前転して上を取り返そうとしたがカスティーリョが上をキープ。ホーン。
2Rは打撃のヒット・手数ではファーガソンだが、上になっていた時間が長かったのはカスティーリョ。ただ上になっていただけで攻撃が足りなかったのでファーガソンか。
3R。カスティーリョのタックルを切ったファーガソンファーガソン、得意の今成ムーブで自ら転がって足関を狙ったが、不発で鉄槌を貰う。カスティーリョが上を狙うとファーガソンはキムラ。タックルでサイドについて外す。ファーガソンまた立つ。バックを取られている。カスティーリョテイクダウン。ケージを使って立ったがまたカスティーリョテイクダウン。下から足関を狙ったファーガソンだが、カスティーリョが足を抜いて外すと、ファーガソンの立ち際に押さえこんで上に。三角を狙ったファーガソンだがカスティーリョは外してハーフに。上をキープしているカスティーリョだが手数が少ない。下のファーガソンは仕掛けが多いが全部潰されている。残り1分。カスティーリョパスしてマウント!ケージを使って立とうとするファーガソンにカスティーリョ肩固め。しかし浅い。そのままホーン。
3Rも仕掛けは少なかったカスティーリョだが、ファーガソンの攻めを潰して上になっていた時間の長さでカスティーリョ。
判定割れた。29-28、28-29、29-28のスプリットでファーガソン勝利。地元カスティーリョの敗けに会場はブーイング。2Rの判断が分かれたがファーガソンの勝ちで問題ない。
ファーガソン、ジャパニーズMMA的なポジションを失うリスクの高いムーブでアグレッシブに攻めて面白かった。後半は攻めを潰され押さえこまれる展開が多かったが、カスティーリョの攻めが足りなかったのに救われたか。