ライト級。
ランキング3位セラーニ vs. 5位ベンヘン。いつの間にか前王者ベンヘンよりも上位につけているセラーニ。半月前のUFC182に出場し、無敗のマイルス・ジュリーを判定で破ったばかり。アルバレスの欠場により急遽出場が決まった。ベンヘンとはWEC時代に2度対戦しいずれもベンヘンが勝利している。
ベンヘンは8月のハファエル・ドス・アンジョス戦で1Rにダウンを奪われKO負けして以来の試合。その時は試合後するに起き上がりストップの早さをアピールしていたが、止められても仕方がない倒れ方でもあった。2度敗れているペティスへの挑戦権からは遠のいたが、相手がランキング3位のセラーニに変わったことは、タイトル戦へのアピールにおいては大きい。
パンチで出るセラーニ。ベンヘンはいつもの足パンチを見せる。近距離でパンチが交錯。3Rマッチのため、ベンヘンもいつもより圧が強い。じわじわ出るセラーニ。蹴り合い。ベンヘンのジャブがヒット。ベンヘンワンツー。関節蹴りでセラーニの前進を止めるベンヘン。ガンガン関節を蹴る。セラーニ手が出ない。見合いのまま1R終了。
1Rはベンヘン。
2R。関節蹴りというか太ももに前蹴りを入れていくベンヘン。左を打ち込んだが交わして四つに組むセラーニ。離れた。組もうとしてきたセラーニにカウンター気味で膝が入る。思うように攻められないセラーニ。ひたすら前足の太ももを蹴り続けるベンヘン。セラーニ飛び込んでパンチを打ち込むがかわされる。ベンヘン左ミドル。四つになってセラーニが投げてテイクダウン。残り80秒。ハーフから抑えこもうとするが、押さえ込めず立たれた。ベンヘン奥足へのロー。ベンヘン飛び膝。やや浅いか。ホーン。
2Rもベンヘン。
3R。ローを入れるベンヘン。セラーニパンチで出るがスウェイでかわすベンヘン。左ハイ。セラーニも右ハイを返す。ベンヘンの左ハイがヒット。胴タックルに入ったセラーニだがベンヘン堪えた。ミドルをキャッチされても倒れないベンヘン。ベンヘンテンカオ。積極性でベンヘンが上回ってる。左ハイ空振りしたところでセラーニがバックを取る。そのまま殴るとベンヘンは離れて脱出。ベンヘンの左ミドルをもらい顔を歪めたセラーニ。ベンヘンの飛び膝に組み付いたセラーニだが、倒せず離す。残り30秒。打ち合い。ホーン。
3Rはベンヘンだが、1Rは際どい。
三者29-28でセラーニ勝利！
Sherdogのジャッジは1R三者セラーニ、2Rが2者ベンヘン、1者セラーニ、3Rは三者ベンヘンのスプリットでベンヘン勝利になっている。FOXスポーツ＆エンターテイメントの実況では中井さんはフルマークでベンヘン勝利としている。
メディアスコアもほとんどがベンヘン勝利。
http://mmadecisions.com/decision/5921/Donald-Cerrone-vs-Benson-Henderson
