格闘技徒然草

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★UFC on FOX16:第7試合・ジム・ミラー vs. ダニー・カスティーリョ

ライト級。二人とも現在はランク外の実力者だが連敗中。
ミラーはUFC13勝5敗。上位には勝てなくても格下相手には強さを見せていたが、前回は代役のダリューシュ相手に手痛い敗戦で、キャリア初となる連敗。決めの強さが武器のグラップラーだが、ダリューシュ戦では極めを凌がれポジションを奪われてパウンドで削られる展開で完敗した。
アルファメールのカスティーリョはバックボーンはレスリングで、戦績はWEC通算で12勝8敗。ミラーは3連敗でもリリースされないと思うが、ランキングに入ったことがないカスティーリョは最近4戦でも1勝3敗で、負ければリリースの可能性がある。3敗のうちバルボーザ戦は判定2-0、ファーガソン戦は判定2-1と、ランカー相手に競った試合をしている実力者なのだが、前回はハビロフ代役フェルダーのバックブローでまさかのKO負け。今回はハビロフとの仕切り直し戦の予定だったが、ハビロフがまた欠場したためミラー戦になっている。
カスティーリョのハイをキャッチしてテイクダウンするミラー。ミラーパス狙いから一気にマウント!ハイマウントから三角クラッチ。後三角の体勢に。首を抜いて上を取ったカスティーリョ。ミラーのガード。カスティーリョ上になったが攻められない。足関を狙ったがカスティーリョ離れてスタンドへ。カスティーリョのハイは空振り。ホーン。
1Rはミラー。
2R。またハイキックを打ち込むカスティーリョ。かすめた。カスティーリョの右がヒット。ミラーはちょっと慎重。スタンドで手数が少ない。カスティーリョ右ハイ。打撃のみで残り1分。手数を増やしてきたミラー。ホーン。
2Rは微妙。
3R。蹴りをキャッチしたミラーがテイクダウン。すぐマウントを狙ったがカスティーリョがバタフライで浮かせて立った。スタンド。ミラーのパンチがヒット。カスティーリョはタックルに。ケージに押し込み。離れた。ミラーが出てきた。やや優勢。ミラータックル。切ったカスティーリョがスクランブルで上を取る。サイドについているが時間がない。カスティーリョ押さえ込みながらパウンドと肩パンチ。タイムアップ。
3Rも微妙...。最後の攻防でカスティーリョか?
また割れた。29-28カスティーリョ、29-28ミラー、30-27ミラー。スプリットでミラー勝利。
1Rミラー以外はどっちについてもおかしくないラウンドだったし、カスティーリョはもっと明確にポイントを取りに行くべきだった。