女子ストロー級。
地元アイルランドでマクレガーと同門のデイリーは現在ランキング15位。TUFは初戦敗退。UFCデビュー後は1勝1敗。
元ジャングルファイト王者のアルメイダは代役でUFCデビューしたが、引き込みで下から仕掛けたものの、読まれて外されて判定負け。下になってからのリカバリーもなく、旧世代柔術家の戦い方でMMA初黒星を喫した。
会場は異様な熱気。デイリーに対する歓声がおかしい。
デイリーゴング＆ダッシュでパンチを打ち込む。そのままクリンチしてパンチ連打。組み止めたアルメイダ。ケージ際で体を入れ替え合う。アルメイダ首相撲から膝。デイリー押し込むとタックルに。耐えるアルメイダ。ケージ膠着なのだが会場はチャントの大合唱。細かいパンチを入れるデイリー。動きがない。アルメイダも押し込まれたまま。デイリー外掛けでテイクダウン。下になったアルメイダはガードを取る。デイリーパウンド。それほどビッグヒットはないが会場は狂喜乱舞。ホーン。
1Rはデイリー。
2Rもゴング＆ダッシュしたデイリー。アルメイダは首相撲に捕らえて膝。しかしデイリーはそのままケージまで押し込み。サバ折りテイクダウン。倒されたアルメイダが足関を狙ったが上体をクラッチして押さえこんだデイリー。体を離してパウンド。ヒット率は低いがアグレッシブ。アルメイダガードから三角。デイリー防いだがアルメイダはヒップスローに。立って耐えたデイリーの足を掬ってテイクダウン。サイドで押え込み。起き上がったデイリーのバックに回る。背中のアルメイダを殴るデイリー。アルメイダチョーク＆腕十字の二択を狙いながらバックキープするが仕掛けられずホーン。
微妙。上になっていた時間はアルメイダが長かったが、バックを取っても殴っていたのはデイリーだったし、前半のデイリーのパウンドの方が時間は短いが効果的だった。
3Rもまたパンチで出るデイリー。パンチがヒット。そのまま組み付いて首投げに。堪えてバックにつこうとしたアルメイダだが下に落とされる。アルメイダのガード。足で攻撃を阻むアルメイダだが、デイリーはその足にパンチや肘。効果あるのか？アルメイダは下から草刈りを狙う。倒そうとするが今度は顔面を殴るデイリー。担いでパスを狙うがアルメイダ下から蹴り上げ。デイリーも上から攻めあぐねてる。残り時間わずかでデイリーパウンド。アルメイダの足に阻まれてクリーンヒットはないが攻勢。タイムアップ。
判定もまだなのにケージに上がって勝利アピールするデイリー。
30-27、29-27、29-28の3-0でデイリー勝利。
アイルランド以外なら並以下の試合内容だったが、会場の盛り上がりがすごかった。
