格闘技徒然草

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★UFN101:第7試合・ダン・ケリー vs. クリス・カモージー

ミドル級。
4度の五輪出場経験のある柔道エリートのケリー。UFC6戦目でうち5戦がオーストラリア大会というご当地枠だが、サム・アルヴィーに秒殺KO負けした以外は負けなしで4勝1敗。前回はTUFブラジル3ウィナーのアントニオ・カーロス・ジュニオールに逆転KO勝ち。39歳だがここで勝てばランカーとの対戦までたどり着きそう。
カモージーは直前の代役でジャカレイ戦という罰ゲームマッチでUFCと再契約し何もできず敗れたが、その後3連勝。しかし前回はまたしても黒帯ブラジル人柔術家のターレス・レイチにポジションを取られまくって最後はチョークで一本負け。
年齢相応の中年体型のケリー。カモージーがジャブを入れていく。ワンツー。顔面にもらっているケリー。ケリーパンチを振り回しフックがヒットするがカモージーがステップして距離を取る。カモージー左ボディ。フットワークを使うカモージーを捕まえられないケリー。顔面にジャブを貰っている。ケリー追いかけて殴るがカモージーに距離取られクリーンヒットがない。ケリーの左が入りカモージーちょっとぐらついた。ケージに押し込んでテイクダウンを狙ったケリーだがカモージー脱出。カモージーの肘で額をカットしたケリー。カモージー肘・膝。ケリー組み付いてバックに回るとテイクダウンを狙う。ホーン。
ケリーの額から出血が止まらない。1Rヒット数でカモージー。
2R。フットワークを使うカモージーに対し、ケリー愚直に出てパンチを打ち込んでいく。ケリー組み付いてテイクダウン。ハーフで押さえ込みパウンド。ガードに戻したカモージーがハイガードになるがケリー足をさばいてパス。上四方。カモージーはガードに戻したが動けない。ホーン。
2Rはケリー。
3R。ケリーがパンチを打ち込んで出る。上体でかわしてパンチを打ち込むカモージーだがケリーかまわず出ていく。ケージに押し込んだが組ませず離れたカモージー。パンチを入れるカモージーだがケリーひたすら出る。組み付こうとしたが引き剥がされる。左が当たっているケリーだが倒せない。しかし組み付いた。ケリーシングルレッグから大内でテイクダウン。残り10秒でパスしたケリー。パウンド連打。タイムアップ。
29-28、29-27、30-27の3-0でケリー勝利。
ランカーレベルには程遠いが、UFC5勝1敗になったことで次は上の相手との戦いになるか。