女子ストロー級。フィリピン大会からスライドしたカード。
本来は一階級下のアトム級のソヒ。地元韓国大会では判定勝ちでUFC初勝利を挙げたが、それ以外は2戦2敗。前回に続くオーストラリア大会の出場。
相手のテイラーは8月のSLC大会で代役としてUFCデビュー。空手・テコンドーがバックボーンで、マリーナ・モロズ相手に飛び込んでのパンチをヒットさせぐらつかせた場面もあったが、ヒット数で劣り判定負けした。身長152cmとUFC史上最小ファイター。
身長では上回るがかなり細身のソヒ。プレッシャーを掛けていく。テイラーはサークリング。追いかけてミドルを入れていくソヒ。サークリングを続けて時々飛び込むテイラー。盛り上がらない展開に奇声を飛ばす観客。ソヒの左が入ってぐらついたテイラー。またサークリングを続けるテイラーにまた左。組み付こうとしたテイラーだが引き剥がされる。ホーン。
1Rソヒ。
2Rもサークリングを続けるテイラー。ソヒ追いかけていくが1Rほどパンチをヒットさせられない。時折パンチで出てくるテイラーにカウンターを合わせるソヒ。残りわずかでタックルに来たテイラーだが、ソヒは勢いを利用して上になりマウント。しかし時間がなくホーン。
2Rヒット数だけならテイラーだが、わずかな差だしソヒに入れるべき。
3Rもサークリングを続けるテイラー。このラウンドはソヒのパンチのヒットがそれほどでもない。テイラーの飛び込んでのパンチがヒット。テイラー左ハイ。ソヒ組みついて外掛けテイクダウンを狙ったが倒せず。バッティングかアイポークがあったのかストップをアピールしたソヒだがレフェリー続行を指示。殴られながらもタイムのアピールをしたソヒだがかまわずパンチを打ち込むテイラー。ソヒ凌いで打ち返した。残りわずかで組みついたソヒだがテイラーが首投げで投げる。袈裟で固めるがバックに回るソヒ。タイムアップ。
3Rはテイラーか。
判定29-28ソヒ、30-27テイラー、30-27テイラー。スプリットで判定勝ち。
ヒット数もそんなになかった1Rまでテイラーに入るのは納得できない。下がり続けるのはケージジェネラルシップでマイナスにならないのか？ランカー相手ならともかく底辺レベルでこの内容なら勝ってもリリースでいい。ソヒも無理にUFCに出ているより本来の階級の方がいい試合が出来ていいと思う。
