格闘技徒然草

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★UFN110:第1試合・JJ・アルドリッチ vs. ジョン・チャンミ

女子ストロー級。しかしミジョンが計量で2ポンドオーバー。直前の代役ということもあるが。
アルドリッチはTUF23で途中敗退した後、昨年12月に負傷選手の代役としてUFCデビュー。ランキング15位のジュリアナ・リマ相手に消極的な戦いぶりで見せ場もなく判定負けした。24歳でMMA4勝2敗。
本来、21歳で4戦全勝全KO・試合タイムが26秒・10秒・19秒・87秒という地元のナディア・カセムと対戦予定だったが、カセム負傷欠場で韓国のミジョンがUFCデビューを飾る。
チャンミもMMA5戦全勝。判定は1度だけ。昨年9月、地元で女子MMAのパイオニア藪下めぐみと対戦し、3RKO勝利している(ただし、藪下は2010年6月以降全敗で7連敗目)。現UFC最年少の19歳。代役とはいえ大抜擢。ベースはムエタイ
ガンガン打撃で打ち合うチャンミ。ワンツー。しかしアルドリッチのパンチを顔面に貰う。スリップダウンしたアルドリッチだがすぐ立った。アルドリッチのワンツーがヒット。チャンミもらうが打撃戦を続ける。しかし下がり気味。ホーン。
1R、手数では差がない。
2R。左をもらったチャンミ。前に出てくるアルドリッチ。左をもらってしまうチャンミ。チャンミも下がりながら打ち返していく。アルドリッチは自信を持って攻めている。終盤になってチャンミが連打で出る。アルドリッチも下がらず打ち返す。ホーン。
2Rはアルドリッチか。
3R。前に出て左を入れていくアルドリッチ。チャンミパンチを貰って鼻血。左を入れるアルドリッチ。チャンミ、若く無敗の勢いから出て行くが、アルドリッチも引かずに打ち返す。チャンミ殴られながらも手を出し続けていく。タイムアップ。
判定フルマークでアルドリッチ勝利。
チャンミは気の強さは見せたが、UFCは敷居が高かった。成長の余地はあるだろうが2戦目までに改善する時間があるかどうか。