ウェルター級。
19歳でUFCデビューしたマシューズ。まだたいていのUFCデビュー選手より若い25歳。UFC13戦目だが、アメリカでの試合は1試合だけで、ほぼオーストラリアとニュージーランドでの試合。UFCデビューからライト級に落としていたが、ウェルター級に戻してからここまで4勝1敗と、ランキング手前まで来ている。前回はUFC0勝1敗のロスタム・アクマンに全く危なげなく判定勝ち。
ノルウェーのミークはUFC1勝2敗。ランキング手前のマシューズの相手としては実績が不足している。UFCデビュー戦は勝ったものの、その後2戦はテイクダウンが強いカマル・ウスマンとバルトス・ファビンスキに塩漬けにされ判定負け。
マシューズタックル。テイクダウン。ミークは下からホールド。ケージまで移動して立とうとするミーク。立たれたが肘を入れて離れるマシューズ。マシューズの飛び込んでのアッパーがミークにカウンターでヒットし、ミークダウン。上になったマシューズ。ハーフで押さえ込む。ガードに戻したミークは下から肘。立てずに下から肘やキムラなどで仕掛けるミークに、マシューズは密着したままパウンド。ホーン。
1Rマシューズ。ミーク、相変わらずテイクダウンされた後のリカバリーに難あり。
2R。膝を入れたマシューズ。タックル。テイクダウン。ブリッジで返そうとしたミークだがバックを取られる。バックから逃げられないミーク。チョークを狙うマシューズ。ミーク抜けて立った。マシューズタックル。肘連打を入れて抵抗するミーク。マシューズバック肘。ミークパンチで出るが、またマシューズのタックルで倒される。今度はケージ際で立ったミーク。しかしスタンドでバックを取られている。バック肘を入れて引き剥がしたミーク。パンチで出る。前蹴りでスリップダウンしたマシューズ。ホーン。
2Rマシューズ。ミーク、過去テイクダウンされまくったのは相手のスタンドレスリングが強かったからかと思ったが、関係なかった。
3R。ミークが打撃で出ていく。マシューズはケージ際まで下がる。ミークの打撃に距離を取る展開が続くマシューズ。遠い間合いからタックルに入ったマシューズだが、さすがに切られる。ミークがパンチ、カーフキックを入れるが、マシューズ出てこない。ミークのパンチに下がる。マシューズタックル。ミークはブラウン肘連打。放したマシューズ。残り1分。また下がるマシューズ。どこから怪我でもしたのか？スタミナ切れか？このラウンドはほとんど逃げてる。ミーク残り10秒で飛び膝。マシューズキャッチしてテイクダウンを狙うとこらえて鉄槌連打。タイムアップ。
若干足を引きずっているマシューズ。
三者29-28でマシューズ勝利。
しかしレベルが低い相手に、3R逃げ切りに入ったのはいただけなかった。むしろフィニッシュを狙いに行くべきところ。ミークはこれでリリースか。
