格闘技徒然草

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UFC267:第7試合・ヒカルド・ハモス vs. ズバー・ツフゴフ

フェザー級

ノーランカーの注目株ハモス。ダナ・ホワイトLookin for a fightで発掘され、田中路教戦でUFCデビュー。1Rにパンチでダウンを奪い、後半スタミナ切れしたが逃げ切り勝ち。バンタム級ではサイード・ヌルマゴメドフに敗れたのみで3勝1敗だったが、減量がきつくなったのかフェザー級に階級を上げると2勝1敗。リローン・マーフィー戦では1Rにテイクダウンされパウンドをもらうと急に失速しパウンドアウトされKO負け。まだ26歳。手足が長いグラップラー

ヌルマゴメドフの同門ツフゴフはUFCデビューから3連勝したが、そこから1勝2敗1分け。2018年にはヌルマゴ vs. マクレガー戦の後の大乱闘に加わったとして1年の出場停止を食らっている。重いパンチがヒットすればKOできるが、2敗と1分けはいずれも終盤失速気味で、僅差の3Rを取りに行かない結果、スプリット判定負けしている。

ローを蹴るハモス。ツフゴフはパンチを合わせていく。プレスしていくツフゴフ。ケージまで詰められるハモス。ローに合わせた右をもらった。プレスされ右をもらうハモス。サークリングし下がる。パンチをもらい左目から出血。下がりながらパンチを貰い続ける。ケージに詰まったハモスに飛び込むタイミングでバックブローをもらったツフゴフ。効いた!距離を取る。ハモス出ていくがホーン。

一瞬効いたが、全体的に攻勢だったのはツフゴフ。

2R。パンチを入れていくツフゴフ。相変わらずサークリングしながら下がるハモス。ハモスもパンチを出していくがヒットしていない。ハモスのロー。ツフゴフのワンツーがヒット。ハモスの左もヒットするがすぐ打ち返して出るツフゴフ。残り1分。ハモスよく凌いでいるが劣勢。ツフゴフ一転してタックル。テイクダウン。バックに回る。ケージで立ったハモス。ホーン。

2Rツフゴフ。

3Rも出ていくツフゴフ。ハモス逆転KOを狙っているのか打ち合う。パンチで出て攻勢に出るが、ツフゴフが出てくるとまた圧されて下がる。このラウンドは拮抗した撃ち合いになっているが、1R落としているとしたらKOが必要。倒しには行っていないハモス。ツフゴフここでタックル。スタンドでバックに回る。テイクダウンはこらえるハモス。アームロックを狙うが腕を引き抜くツフゴフ。タイムアップ。

三者29-28でツフゴフ勝利。

落としたのはバック肘をもらった1Rか接戦だった3Rか。全体としてツフゴフが優勢。ハモスはグラウンドに持ち込む動きがなかったが、バック肘でぐらつかせた以外はずっと押されていた。