格闘技徒然草

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UFC278:第5試合・ショーン・ウッドソン vs. ルイス・サルダナ

フェザー級

UFC3勝1敗のウッドソン。キャリア唯一の負けとなった1敗は、かつて石原夜叉坊にKO負けし、試合3日前に欠場選手の代役としてUFC出場を果たしたジュリアン・エロサで、3Rにダースチョークで逆転一本負け。そこから現在2連勝中。ボクシングがバックボーンで、フェザー級では規格外の身長188cm、リーチ198cmの体格。

サルダナはここまでUFC2勝1敗。ローカル時代からコンテンダーシリーズまで、勝利はすべてフィニッシュ(9KO・5一本勝ち)だったが、UFCでの2勝はいずれも判定。8歳から始めたボクシングがバックボーンで、アマチュアボクシングでは州王者となっている。お隣アリゾナ在住。

長い手足から打撃を放っていくウッドソン。サルダナもパンチを返すがちょっと遠い。しかし左が顔面を捕らえてウッドソンダウン!サルダナ追い打ちをかけないが、バランスを崩したのか、KOしたと思ったのか。立ってきたウッドソン。サルダナまたパンチを打ち込むと効いていて仰向けにダウン。両腕を広げて勝利アピールするサルダナ。が、かけよってグラウンドのウッドソンの顔面に膝を入れてしまう。レフェリー割って入るがKOと思ってケージに登るサルダナ。しかし反則減点で再開。ウッドソンはインターバルもあり少し回復したか。カーフを蹴るサルダナ。スリップダウンしたウッドソン。すぐ立った。ケージを蹴ってスーパーマンパンチを見せたサルダナ。ホーン。

1R9-8サルダナ。ダウン後、膝ではなく普通にパウンドを入れていれば止めていただろう。

2R。出ていくウッドソン。サルダナは冷静に距離を取る。サルダナちょっと狙いすぎているか。ウッドソンのワンツーがヒット。しかしまたサルダナの右をもらいぐらつく。サルダナタックルへ。テイクダウン。ウッドソン長い足を使って三角。かわしてパスしたサルダナだが、ウッドソンバギーチョーク。そこまで深くないのか余裕があるサルダナ。しかし外せもしない。絞め続けるウッドソン。ホーン。

2Rは打撃のヒットに差がなく、上になったサルダナだがウッドソンが下から攻める状態で終わっているのでウッドソンのラウンドか。

3R。ウッドソンの打撃はややスピードがないが、サルダナも手が出ない。サルダナタックル。ケージ際で倒したがすぐ立ったウッドソン。サルダナシングルレッグに切り替えるが倒せず。離れた。スピードがないウッドソンのパンチをかいくぐりタックル。しかし倒せず。離れた。サルダナの打撃も一発狙いになっている。単発。ウッドソンはジャブを入れていく。両者手が出ないまま時間が過ぎる。ウッドソンのバック肘は不発。サルダナタックル。押しつぶして上になったウッドソンだがサルダナ立った。タイムアップ。

29-27ウッドソン、27-29サルダナ、28-28の三者三様ドロー。

29-27ウッドソンは1R9-9、2Rと3Rはウッドソン、28-28は同じく1R9-9で、2Rウッドソン、3Rサルダナ。27-29サルダナは減点のみで3Rすべて10-9サルダナか。1R10-8あってもいいかと思ったが、ジャッジは全員10-9(減点で9-9)だった。