格闘技徒然草

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UFC278:第6試合・レオナルド・サントス vs. ジャレッド・ゴードン

ライト級。

ライト級最年長42歳のサントス。TUFブラジル制覇から7年間で地味に7勝0敗1分けの戦績を残していたものの上位との対戦が組まれず。9戦目で4勝0敗のグラント・ドーソンと対戦し、終盤失速して残り1秒でパウンドで意識が飛びKO負け。さらに昨年12月には同じベテランのクレイ・グイダに1Rボディを効かせてパウンドラッシュでKO寸前まで追い込むも、仕留めきれないと失速し2Rに逆転負け。さすがに年齢的な衰えは隠せない。

33歳のゴードンはUFC6勝4敗。3連勝していたが、5月の前戦ではサントスと同様にグラント・ドーソンに連勝を止められている。フェザー級で体重オーバーし、ライト級に上げてからは1勝1敗。ドーソン戦は2Rまでテイクダウンからバックを取られる展開で、3Rに逆転を狙って攻めたものの、最後はバックを取られてチョークで一本負け。レスリング・ボクシングがバックボーン。

オッズはゴードンがフェイバリット。

詰めていくゴードン。サントスは距離を取りつつ前蹴り。ゴードンが間合いに入ると膝を合わせる。サントスミドル。間合いに入って行くゴードン。残り1分でケージを背負ったサントスにボディ・顔面へのパンチラッシュ。組んでテイクダウンを狙うゴードンに対し、サントスは首相撲。引き剥がし離れたサントスだがゴードンまた組み付いていく。スタンドバックに回りパンチを打ち込んだ。ホーン。

1Rゴードン。

2R。パンチからまた組み付いたゴードンだが、倒さず離れた。至近距離でまた首相撲に捕らえたサントス。パンチで引き剥がそうとするゴードンに肘を入れるサントス。サントス一転タックルへ。スタンドバック。引き込もうとしたサントスだがこらえたゴードン。正対すると膝を入れる。逆に脇を差したゴードン。ボディを殴る。サントスは疲れが見える。ケージに押し込みボディ連打するゴードン。離れた。サントス下がる。手が出ない。ゴードンがパンチを入れていきホーン。

2Rゴードン。

3R。パンチを入れていくゴードン。手が出ないサントス。ゴードンプレスしてパンチを入れる。バテバテのサントスにボディを打ち込むゴードン。フィニッシュするしかないサントスだが下がっている。組んでスタンドバックに。サントスが正対すると離れる。残り80秒でサントスタックル。タイミングは良かったが、ゴードンがスプロールしてパウンドを入れる。亀のまま動けないサントス。鉄槌をもらい続ける。ようやく立ってケージに押し込むサントスだがしがみついているだけ。最後にバック肘を出したがワンツーを返されタイムアップ。

三者フルマークでゴードン勝利。

サントス3連敗だが、3連敗中でもっとも見せ場がなかった。早々にスタミナが切れるとあとはスタンドで打たれるだけ。本人はまだまだできると言っているが、この内容では厳しい。