格闘技徒然草

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PFL2023#7:メインカード第3試合・ガブリエル・ブラガ vs. クリス・ウェイド

フェザー級決勝トーナメント準決勝。

ブラガは今年のチャレンジャーシリーズから本戦出場を勝ち取り、初戦は元UFCヘスス・ピネドにスプリット判定勝ち。2戦目は元WSOF王者のマルロン・モラエスに1RKO勝ち(敗れたモラエスは引退表明)して、9点獲得で2位通過。キャリア11戦全勝の25歳。

本来は3位通過のモビッド・ハイブラエフとのリマッチが予定されていたが、ハイブラエフが欠場。5位だったクリス・ウェイドが出場する。ウェイドは初戦バッバ・ジェンキンスに判定負け。決勝トーナメント進出を賭けて、同じく初戦0点の工藤諒司と対戦すると、1Rギロチンで一本勝ち(工藤はこの試合を最後に引退)。6点獲得したが、ピネドが昨年優勝のブレンダン・ラウネーンにまさかの1RKO勝ち。それ以外の結果なら決勝進出だったウェイドは予選落ちとなったが、欠場選手の代役として復活した。35歳。

パンチで出るウェイド。前蹴り。ミドル。ブラガが出てくるが、先に手を出すのはウェイド。ブラガ右ハイ。前に出るブラガに蹴りを入れていくウェイド。タックル。ドライブしてバックに回ったが、ブラガ正対して立つと離れた。残り1分。ワンツーを入れたブラガ。ウェイドスーパーマンパンチ。ゴング。

1Rウェイド。

2R。ウェイド組みに行く。ケージまで下がったところでタックル。切りきれず尻餅をついたブラガにギロチン!工藤に仕掛けたのと同じギロチンだったが外したブラガ。ウェイド両足を束ねて寝かせようとする。しかし立ったブラガ。アッパーを入れるブラガ。離れた。ブラガ出てワンツー。ミドルもヒット。ウェイドも手を出しているが手数で負けている。後退するウェイド。ウェイドの飛び膝は手で止めたブラガ。ゴング。

2Rブラガ。

3R。前に出てきたウェイド。左がヒット。ウェイドは逆転が必要と見ての攻撃か。しかしブラガのワンツーをもらう。逆にブラガの手数が少ないのは勝ち逃げ体勢か?ウェイドサイドキック。パンチからタックルに入りケージに押し込む。内股を狙ったブラガだがすかされる。残り1分。ウェイド足踏み。それ以上攻めようとしないウェイド。その体勢のままタイムアップ。

30-27ウェイド、30-27ブラガ、29-28ブラガ。スプリットでブラガが決勝進出。

僅差だったかもしれないが、AIスコア、ファン投票、実況席のクートゥア&ケンフロすべてがブラガを支持しており、妥当か。