格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★リッチ・フランクリンvsヴァンダレイ・シウバ

ヴァンダレイ入場。まわりについているセキュリティがみんなでかい。シウバが小さく見える。体重は結構戻っているのか、筋肉のカットは計量の時ほどではない。全盛期のシウバを見ているとやっぱり胸板の薄さが寂しく見えてしまうが。オクタゴンに入る前に客席の歓声を煽る。
並ぶとややリッチが大きい。
牽制しつつ1分が経過。両者入っていかない。サウスポーのリッチの前足にローを入れるシウバ。間合いを詰めると左右のフック。リッチはミドル。打撃戦か。シウバは右ハイを2発見せる。リッチの強烈な左ミドルをキャッチしテイクダウン。リッチのガード。密着したままパウンドを打っていくシウバ。立ち上がりながらパンチを落としていく。倒れ込みながらパウンドを放つが、リッチはその瞬間に立ち上がり、逆に上に。ハーフからマウントへ。バックについてパウンド。立ち上がるシウバ。離れた。残り10秒。打撃を交換した所でホーン。
1Rは微妙。最後のパウンドでややリッチの印象がいい。Sherdogのスコアはリッチ。スタンドでの打撃戦はリッチ有利に見える。
間合いを取っての牽制。リッチはミドル。シウバも間合いを詰めてのフックを入れていく。1Rは明確なラウンドではなかったので、このラウンドは二人とも(特にシウバは)攻めなければ行けない所。前に出てパンチを放つシウバだが、カウンターでもらってバランスをくずし尻餅。リッチは攻め込まずに離れ、またスタンドへ。パンチの距離。リッチのパンチが当たっている。シウバのパンチはヒットせず、ハイもガードされる。左右のフックがヒット。リッチやや後退。金網に際に詰めてパンチのラッシュ。しかしリッチはウィービングで致命的な一打はかわす。タックルに行くが、テイクダウンは出来ず離れる。終盤の打撃戦では両者ダメージがあるのかバランスを崩す場面も。2R終了。
リッチは距離を取りデトロイトスタイル。ジャブから左ミドル。シウバが入ろうとするとすぐ距離を取られてしまう。リッチのミドルがローブローとなるが、すぐ再開。間合いを詰めてフックのラッシュもリッチはウィービングでしのぐ。客を煽るシウバ。さらに前に出ていく。残り1分。距離を取ってのジャブに終始するリッチは勝ちを確信しているのか。リッチが足を滑らせた所に間合いを詰めてラッシュ。だがリッチのディフェンスの前にクリーンヒットは無し。倒され下に。立ち上がるシウバのバックについてパンチを入れるリッチ。残り時間わずか。シウバは背後のリッチの顔面にヒジ連打。場内沸く。タイムアップ。
判定3-0でリッチ・フランクリン勝利。ブーイングも起きているが、妥当なジャッジだろう。Sherdogのスコアだと2-1でシウバとなっているので、微妙ではあったかもしれない。シウバはアグレッシブだったが、パンチはほとんどヒットしなかった。ボクシングの技術に差があった。負けたシウバだが、観客からは支持されたのか大歓声をもらう。