格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★DREAM「JAPAN GP FINAL」総評

9月のアナウンスはなし。「秋口くらいに」とのこと。バンタム級世界GPは、8人トーナメントで3大会に分けて実施との笹原Pのコメント。ビビアーノの出場は確定とのこと。
GP決勝・タイトルマッチに相応しい、ギリギリの勝負が続いて見ごたえがあった。まあ、ライトヘビー級はおいといて。
高谷は前半で印象を稼いで、中盤以降はペースを落としつつ、テイクダウンを防いで逃げ切った。宮田も後半は追い上げたが、どうしてもテイクダウンが取れない分、苦戦している印象が残ってしまったのかもしれない。
所は勝ちに徹したのが意外だった。練習で今成の強さを実感しているだけに、最近今成と対戦したどの選手よりも慎重だった。判定に関しては、TKは今成の引き込みが「一本を狙う動き」と見なしていたし、所のパンチでダウンしたのもフェイクと判断すれば、今成の勝ちになることもあるかと思った。自分から倒れたのか、効いたのかは見ている側にはわからないわけだし、どちらにしてもダウンに取っていいと思う。ダウンに取られたくなければ自分から倒れるのを止めればいいだけ。だから所の勝ちなのは同意だが、同じような展開で負けにされた藤原は納得行かないのでは。
初参戦の光岡はインパクトを残せず。次でタイトルマッチというのは元々なかっただろうけど、vs菊野やvs川尻が決定しても盛り上がるかどうか微妙な内容だった。それでも勝ったので、次はライト級トップ選手との対戦が見たい。
あと、全体的にブレイクがいつも以上に早めだった。単なるレフェリーごとの個人差なのか、そういう方針になったのか。そしてストップは遅かった気がする。説明なしに基準を変えているなら混乱するし、ルールミーティングで選手に説明していることなら、観客にも伝えて欲しい。
次回の発表が一切なかったのは残念。今成は9月と行っていたけど、笹原Pは「秋口」と言っていたので、日程もまだ流動的か。9月だと2ヶ月しか無いわけだから厳しいのかもしれない。
ベストバウトはメイン。