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12.31「元気ですか‼ 大晦日」さいたまスーパーアリーナ大会で、DREAMライト級タイトルマッチ・青木真也vs北岡悟が決定。DEEP道場で北岡が会見した。（詳報続く）
笹原「（大晦日、青木真也vs北岡悟戦は）本来ならもっと盛り上がってからやるべきだという考えもあったが、大晦日に出し惜しみせず、タイトルマッチとして行う」
「出し惜しみ」とは違う。2時間煮込むと美味しくなる料理を5分煮込んだだけで食べてしまうようなもの。同門でもあるし、「もうこの2人が対決するしかない」という状況になるまで組むべきではなかった。二人の関係性は「大晦日」というイベントよりも重いものだと思っていたが。
今年のDREAMライト級はマッチメークのセットアップが全然できていない。青木・北岡・川尻（ライト級戦）・光岡の相手は全部初物外国人。その選手がどれだけ実力を持っているのかファンに伝わっていないから、完勝しても「相手が弱かっただけ」と思われてしまうし、苦戦したら評価を下げてしまう。まず1戦、中堅以下の選手に当てて実力をアピールしてから組むべきだった。
もっとも、そんなことはプロモーション側も承知の上で、そこまでする余力がなかったということなんだろう。「もっと盛り上がってから」と思っても、盛り上がる前にイベント続行ができなくなってしまうならしょうがない。
それにしても焼畑すぎるカード。将来、豊かな稲穂となるはずだった種もみを自ら無駄にしてしまって、今後いったいどうするつもりだろうか。青木が勝ったらもうDREAMでやることはなくなってしまう。
